痛みの評価

痛みというのは不快な感覚や情動の体験であり、組織の損傷(手の皮膚を切るなど)を伴うものと、そのような損傷があるように表現されるものがあります。

「そのような損傷があるように表現されるもの」ということは、組織自体には異常がなくあるいは、組織の障害が軽いのに痛みを感じることを意味しており、これは慢性の痛みの原因となります。

つまり、痛みというのは「他人の体験」であり「人の痛みは自分ではわからない」ということになります。

「いや、私はわかりますよ」「私は患者様の痛みをわかろうとしてます」と言っている先生を聞いたことがありますが、現実的にわからないのが事実です。

では、私ども治療家はどのように痛みを評価するのでしょうか…!?

それは痛みのメカニズムに沿って評価するしかありません!

経験がものを言うといえばそれまでですが、例えば、患者様の痛みがある動作や姿勢を観察して原因を探る、または、ペインスケールという0~10段階で患者様に数字で表して頂く方法です。

ペインスケールは、「一番最初の痛みを10にすると今の痛みはどのくらいですか?」あるいは、「今までの痛みと比べてどのくらいですか?」などということを伺いますが、実際は人それぞれ痛みの感じ方が違いますので確実性はありません。

それだけ痛みの評価は難しいのがわかると思います。

ただ、痛みは絶対に我慢せず、痛みがあったらすぐに治療していきましょう。

 

痛みの治療