圧電現象(あつでんげんしょう)

わかりづらい点もあると思いますが・・・

圧電現象(あつでんげんしょう)とは、1880年にフランスのキューリー兄弟により発見された、水晶などの結晶材料に圧が加わることによって電荷(でんか)が発生する現象のことをいいます。

この圧電現象は、水晶だけでなく様々な物質にもみられ、人間の骨にも起こるという事を1952年に保田 岩夫(やすだ いわお)先生という方が発見しました。

人間の骨における圧電現象とは・・・

例えば、曲がった骨に体重などの外力が加わると、その曲がった骨の凹側にはより強い負荷がかかり、凸側にはあまり負荷がかからない状態になります。

すると、曲がった骨の凹側にはマイナスの電気の反応が、凸側にはプラスの電気の反応が生じます。

そして、そのマイナス側(曲がった骨の凹側)には骨芽細胞(こつがさいぼう)という”新しい骨の細胞を作っていくもの”が、プラス側(曲がった骨の凸側)には破骨細胞(はこつさいぼう)という”古い骨の細胞を破壊して吸収していくもの”が集まることになります。

その結果として・・・

曲がった骨の凹側は骨の形成が促進され、凸側は骨の吸収が促進されていきます。

それが繰り返されることで、骨は真っ直ぐな状態になっていくというものです。

 

圧電現象で何が言いたいかといいますと・・・

骨が「真っ直ぐになる」ための圧電現象ですが、猫背などの不良姿勢や老化などの変形になりますと、荷重の多いほうに骨棘(こつきょく)といわれる骨にトゲができる状態が進み、病的な現象になってしまいます。

また、筋肉の膜(筋膜)や骨の膜(骨膜)などに含まれる「コラーゲン線維」などによくみられ、コラーゲンが歪むと電気的なバランスが崩れて電気が生じると考えられており、コラーゲンを多く含む筋膜が硬くなると、関節を動かす筋肉の活動が害されるとともに、血流の低下で神経が過敏になり、ほんの少しの筋膜への引っ張る力の変化で痛みが起きやすくなります。

それは手技での治療で筋膜の状態を整えることにより解消されていきます。

 

さらに圧電現象で大事なことは・・・

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)という「骨の量が減って骨がもろくて弱くなる病気」があるご高齢の方、あるいは骨粗鬆症を予防したいと考えている方は、骨を強くするためにはカルシウムとビタミンDだけの栄養を摂取しているだけでは効果が少ないです!

さらに骨に栄養を与えるためには、まさしく圧電現象です!

重力下で歩いたり(ウォ-キング)、軽く走ったりする(ジョギング)ことで、骨に圧がかかり栄養がいきやすくなることで、カルシウムの吸収率が上がります。

そして、骨が強くなっていくということになります。

参考にして頂ければと思います。

 

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