手首の痛み(母指CM関節症)

手の指の変形性関節症(へんけいせいかんせつしょう)の中でも多い、親指の付け根の関節の変形性関節症「母指CM関節症(ぼしシーエムかんせつしょう)」についてお話しさせて頂きます。

母指CM関節は、親指の付け根の関節(第1中手骨と大菱形骨との関節)で“つまみ動作”ができるような大きな動きのある関節です(手の指の関節で一番動きのある関節)。

母指CM関節①

使い過ぎなどに伴って、関節軟骨(かんせつなんこつ)がすり減りやすく、進行すると関節が腫れ、亜脱臼(あだっきゅう)しやすくなり、変形を起こします。

 

母指CM関節症の症状は、物をつまむ時やビンのふたを開ける時など親指(母指)に力を必要とする動作で、手首の母指の付け根付近に痛みが出ます。

患者様は「手首が痛い」ということで来院することが多いです。

進行すると、この付近が膨らんできて母指が開きにくくなります。

また母指の指先の関節が曲がり、手前の関節が反った「白鳥の首」のような変形を起こすことがあります。

変形はレントゲン検査でわかります。

母指CM関節症②

 

当院での母指CM関節症の治療は、関節の遊び(動き)をつけるために関節モビライゼーションという手技を行っていきます。

また必要があれば、スパイラルテーピング・柔らかいサポーターで固定をすることもあります

 

母指CM関節症だけでなく腱鞘炎(けんしょうえん)にも言えることですが、よく整形外科に行くと「なるべく親指を使わないようにしてください」と言われることがあります。

正直にいいますと、それは絶対に無理なことです!

なぜなら、親指は指の中で一番使用することが多いため、親指を使わないと日常生活での動作ができません!

そういった意味では、当院では親指を使用しながら治療することをすすめております。

ただ、親指の日常生活での使用が多いので、完治するのに時間はかかってしまうことがあります。

参考にして頂ければと思います。

 

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