肘内障(ちゅうないしょう)

 

2歳.男児  肘内障(ちゅうないしょう)

 

家族で出かけていた時、お父さんがお子様の右腕を引っ張った時に、突然右腕が動かせずに泣き出した。

泣き止むことはなくご両親が心配になり、近くで日曜日にやっている整(接)骨院をスマホで調べていた結果、当院のホームページを拝見。

電話の問い合わせで「子供が肩がはずれたみたいなので、診てもらえませんか?」と言われ「時間帯はいつでも結構ですので(日曜の診療は予約制のため)、本日ご来院ください」と指示。

 

評価をしてみると、お子さんは泣きっぱなしで、腕を軽く握って肘を回外方向(腕を外側に捻る動作)に動かすと泣き声が大きくなる。

典型的な肘内障(ちゅうないしょう)。

 

肘内障についての詳しい説明と、徒手整復法(としゅせいふくほう ※骨折や脱臼している骨や関節を元に戻す治療法)という治療を行っていくことを説明。

 

お父さんにお子さんを抱っこしたまま、右肘に徒手整復法を約5秒間行い、「コクッ」という音が右肘にしたため整復終了。

お子さんはまだ泣き止まないので、泣き止むまで待機!

5分後・・・

お子さんは泣き止み、右腕も動かせることを確認。

重要なのは、治療後のご夫婦に対する説明です‼

 

肘内障とは、5~6歳までの小児に起こり、右肘の橈骨頭(とうこつとう)という骨を輪状靭帯(りんじょうじんたい)という靭帯が囲んでおり、その橈骨頭が輪状靭帯からはずれかかった状態(亜脱臼)のことです。

肘内障

なぜ起こるかといいますと、両親などが手を引っ張った後に、子どもが痛がって手をだらんと下げて動かさないのが特徴です。

肘内障を起こす小児と、起こさない小児とがいます。

一度肘内障になった小児は、6歳までにまた手を引っ張った時に起こることが多いですが、成長とともに起こらなくなりますので心配はありません。

といった説明をご両親にして頂くと良いです。

 

徒手整復法は、回内整復法(かいないせいふくほう)と回外整復法(かいがいせいふくほう)というものが2つあります。

圧倒的に回内整復法の方が結果が良いとされております。

という結果から、当院でも肘内障には回内整復法で施術しております。

参考にして頂ければと思います。

 

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