足首の痛み(足首の捻挫)

日常やスポーツの傷害(しょうがい)で多い「足首の捻挫(ねんざ)」についてお話しさせて頂きます。

まず、捻挫とは「靭帯(じんたい)・関節包(かんせつほう)の損傷(そんしょう)」のことになります。

足首の捻挫は「足首を捻って負傷(内がえし損傷)」することで、足首の外側(外くるぶしの下)の靭帯を損傷することが圧倒的に多いです。

傷めやすい場所として、前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)を損傷することが最も多く、次いで踵腓靭帯(しょうひじんたい)で、二分靭帯・後距腓靭帯になります(下記の図参照)。

しかし、足首を捻って負傷(内がえし損傷)をしても、外くるぶしの骨の骨折のこともありますので、注意が必要です。

足関節捻挫(傷めやすい靭帯) 足関節捻挫(内がえし損傷)
   足首の外側の靭帯      内がえし

足首の捻挫の症状は、足首の外側に痛み・腫れがみられ、数日後には内出血(あざ)が皮膚に出ることがある。

負傷直後は、痛みのため起立・歩行困難となることがあるが、しばらくして歩行が可能となる場合もあるので、痛みと損傷の程度が必ずしも一致しない

負傷時の動き(内がえし)を強制的に行うと、痛みが誘発される。

重症の場合、足首の不安定性が強くなる。

 

足首の捻挫の治療は、RICE処置(ライス)というものが原則となります。

R ⇒ 患部の安静
I ⇒ アイシング(冷やす)
C ⇒ 圧迫する(包帯)
E ⇒ 心臓より高く負傷した足を上げる

これは、腫れ(出血)を最小限に抑えるための方法になります。

ちなみに最近では、RICEのR(安静)がM(動かす)という意見も多く(動かし方にもよりますが)、M(動かす)をすることによって、靭帯線維の傷ついた配列がまっすぐになり、靭帯線維が整って再生し2回目以降の捻挫が起きにくくなるとも言われております。

足首の捻挫は、足首を固定することが重要で、固定期間は、軽症の場合は約1週間~10日、中等症の場合は約2~3週間、重症の場合は約1ヶ月間行っていきます。

その他の治療として、電気治療・リハビリ・鍼治療・関節モビライゼーション(関節の動きをつける治療)なども行います。

 

足首の捻挫を1度行うと、クセになって何回も捻挫しやすい状態になることが多いです。

これは靭帯が不安定(靭帯が緩んでしまう)になってしまう結果です。

そうならないためには、初回の足首の捻挫でしっかりと治療をしていかなければなりません!

絶対に「たかが捻挫」と考えないようにしましょう!

参考にして頂ければと思います。

 

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