骨盤の歪みパターン
骨盤の歪みが気になって、治療院や整体・カイロプラクティックなどに来院される方が多いと思います。
骨盤の歪みには、いろいろのパターンがあります。
骨盤のねじれ、骨盤のかたむき、骨盤の広がり、骨盤の前傾(ぜんけい)、後傾(こうけい)です(下記の図参照)。
しかし、多くの方の場合、骨盤の歪みパターンというものがあります。
立った状態で後ろ(背中)から身体を観察した時に、「左の骨盤が上がって・右の骨盤が下がって」いることが多いです。
つまり専門的にいいますと、「左の骨盤がAS(前上方に歪み)・右の骨盤がPI(後下方に歪み)」の骨盤の歪みパターンです(下記の図の骨盤の部分をご覧ください)。
これは、ラテラリゼーション(一側優位性)といって、社会が「右利き」用にシステムが成り立っているためで、それに伴い、上記のような左右差が出てしまうというわけです。
したがって、骨盤の矯正は・・・
① 左の骨盤が前上方に歪んでいるため「後下方」に骨盤矯正
② 右の骨盤が後下方に歪んでいるため「前上方」に骨盤矯正
を行っていきます。
骨盤の矯正法は、骨盤で唯一の関節である「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」の矯正です。
刺激の強さはソフトですので、全く痛みは感じません!
参考にして頂ければと思います。