ダーツでの肘の障害

以前のブログで「ダーツでのスポーツ障害」についてお話しさせて頂きました。

「ダーツでのスポーツ障害」はこちらをクリック

 

今回はダーツの障害の部位別として「ダーツでの肘の障害」についてお話しさせて頂きます。

「ダーツでのスポーツ障害」のブログでもお話しさせて頂きましたが、ダーツでのスポーツ障害は、オーバーユース(使い過ぎ、投げ過ぎ)での投げ方・力の加減での障害がほとんどになります。

その中で代表的な部位としては「肘(ダーツ肘ともいうことがあります)」になります。

 

ダーツでの肘の代表的な障害として・・・

 

・肘周りの筋肉の障害(腕橈骨筋・上腕二頭筋・円回内筋・他の前腕(ぜんわん)の筋群)
・上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん ※ゴルフ肘・野球肘)
・上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん ※テニス肘)
・肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)
・肘頭窩インピンジメント(ちゅうとうかいんぴんじめんと)

%e3%83%80%e3%83%bc%e3%83%84%e8%85%95%e6%a9%88%e9%aa%a8%e7%ad%8b 
腕橈骨筋(わんとうこつきん)

%e4%b8%8a%e8%85%95%e4%ba%8c%e9%a0%ad%e7%ad%8b
上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)

%e5%86%86%e5%9b%9e%e5%86%85%e7%ad%8b
円回内筋(えんかいないきん)

%e5%89%8d%e8%85%95%e3%81%ae%e7%ad%8b%e7%be%a4
前腕の筋群(ぜんわんのきんぐん)

 

があります。まずは、下記のダーツの投げ方の図をご覧ください↓

%e3%83%80%e3%83%bc%e3%83%84%e3%81%ae%e6%8a%95%e3%81%92%e6%96%b9%e2%91%a1

投げ方をご覧頂いて、各肘の障害についてお話しさせて頂きます。

 

【肘周りの筋肉の障害(腕橈骨筋・上腕二頭筋・円回内筋・他の前腕(ぜんわん)の筋群)】

・ 投げる時の力の加減や筋肉疲労が問題のことが多いです。
・ とくに力の加減は、いわゆる「力が入り過ぎる」ことが多く筋肉痛の原因です。
・ 肘の前にある筋肉(上腕二頭筋、円回内筋など)の緊張が強くなると「肘が伸びづらくなる」といったことが起こります。
・ 対処法は、毎日のストレッチ・投げる回数・頻度を抑えることです。

%e5%89%8d%e8%85%95%e7%ad%8b%e7%be%a4%e3%81%ae%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%83%e3%83%81
前腕の屈筋群・上腕二頭筋のストレッチ方法

 

【上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)】

・ 手の平を上にして、肘の内側にある骨の突起を“上腕骨内側上顆”といい、前腕の前にある筋群(前腕屈筋群といいます)と手の平にある指の筋肉がここに付着します。
・主にダーツでの投げる「リリース→フォロースルー」の動作の時に起こりやすいです(前腕屈筋群を使うための)。
・ 上記の投げる動作の繰り返しにより、筋肉の付着部に炎症が起こり肘の痛みの原因となります。
・ 痛みのあるままダーツを続けてしまうと痛みがなかなか取れづらくなり、また症状が進行すると、肘が曲がったまま伸びにくくなります。
・ 対処法は、肘周りの筋肉の障害と同様です。

%e4%b8%8a%e8%85%95%e9%aa%a8%e5%86%85%e5%81%b4%e4%b8%8a%e9%a1%86
上腕骨内側上顆(じょうわんこつないそくじょうか)

 

上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん

・ 手の平を上にして、肘の外側にある骨の突起を“上腕骨外側上顆”といい、前腕の後ろにある筋群(前腕伸筋群といいます)と手の甲にある筋肉がここに付着します。
・ 主にダーツでの投げる「テークバック」の動作に起こりやすいです(前腕伸筋群を使うため)。
・ 上腕骨内側上顆炎同様、上記の投げる動作の繰り返しにより、筋肉の付着部に炎症が起こり肘の痛みの原因となります。
・ 上腕骨内側上顆炎ほど発生頻度は少ないです。
・ 対処法は、肘周りの筋肉の障害と同様です(ストレッチ方法は違うので下記の図を参照ください)。

%e4%b8%8a%e8%85%95%e9%aa%a8%e5%a4%96%e5%81%b4%e4%b8%8a%e9%a1%86
上腕骨外側上顆(じょうわんこつがいそくじょうか)

%e5%89%8d%e8%85%95%e4%bc%b8%e7%ad%8b%e7%be%a4%e3%81%ae%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%83%e3%83%81
前腕の伸筋群のストレッチ

 

【肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)】

・ 肘の内側にある上腕骨内側上顆の後ろに尺骨神経(しゃっこつしんけい)という神経が通るトンネルを肘部管(ちゅうぶかん)といいます。この肘部管で尺骨神経が圧迫を繰り返し刺激され症状が出るものが肘部管症候群でする。
・ 肘部管症候群の症状は、主に小指と薬指のしびれ感(ピリピリ感)や麻痺した感覚になります。
・ よく肘の内側を打ちますと、腕から手のほうにかけて電気が走るような痛みが出ることがあります。あれが肘部管を打って尺骨神経が刺激される痛みです。
・ ダーツでの投げる「ユーミング(セットアップ)→テークバック」の時に起こりやすいです(尺骨神経が伸ばされるため)。
・ ダーツの投げる動作の繰り返しにより起こしやすくなります。
・ 対処法は、投げる回数・頻度を抑えることと、症状が出ましたらダーツを休みしましょう。

%e8%82%98%e9%83%a8%e7%ae%a1%e7%97%87%e5%80%99%e7%be%a4
肘部管(ちゅうぶかん)

 

【肘頭窩インピンジメント(ちゅうとうかいんぴんじめんと)】

・ 肘頭窩(ちゅうとうか)とは、肘の後ろにある肘頭というものが肘を完全に伸ばした時にハマる場所のことです(下記の図参照)。肘を曲げた時は肘頭は肘頭窩にハマっていません。
・ ダーツでの投げる「フォロースルー」の際に、肘を完全に伸ばしきった状態になり、肘頭が肘頭窩にハマります。ハマった時に関節の袋(関節包)が繰り返し挟まれることがあり、その結果肘の後ろが痛みます。
・ ダーツでの障害頻度はそんなに多くありません。
・ 対処法は、投げる回数・頻度を抑えることです。

%e8%82%98%e9%a0%ad%e7%aa%a9%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%94%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%83%88
肘頭窩インピンジメント

 

 

以上でダーツの肘の障害についてお話しさせて頂きましたが、これはダーツの投げる動作のメカニズムを考えた上でのお話しです。

ダーツをやっている人全てが肘の障害になるという事ではありません。

もしかしたら肘ではなく、肩の障害や背中の障害などを起こすこともあります。

無理のない範囲で障害がないようにダーツを是非楽しんでくださいね。

最後に、私のおすすめの楽しくダーツができるお店をご紹介させて頂きます。

ダーツのルールや、ダーツの正しい投げ方などを親切・丁寧にスタッフの方が教えてくれますので、ご興味のある方、是非機会がありましたらお店に行ってみてください↓(上をクリック)

 

スポーツマリオ・エスカフェダイニング(イオン橋本店 5F)

 

八王子めじろ台でのダーツでのスポーツ障害の治療はこちらをクリック