キャビテーション

よく指を自分でポキポキ鳴らしたり、あるいは関節の矯正の時にポキッと鳴ったりすることがあります。

こういった現象は色々な説がありますが、現在有力に言われている説は「関節内のキャビテーション」と言われるものです。

 

関節内のキャビテーションとは・・・

関節に物理的な力が加わったとき、関節の中では、滑液(関節の軟骨を栄養し滑らかにしている液)の流れの中で真空に近い部位が出来ます。

そして、小さな気泡が多数生じ、それらがはじけて大きな音が出るというものです。

関節内のキャビテーションは、どの関節でも起こりえると言われております。

もう少し関節内のキャビテーションを細かく説明しますと・・・

関節は骨と骨が関節包(かんせつほう)という袋のような物に覆われていて、関節腔(かんせつくう)という隙間があり、そこには滑液(かつえき)という一種の潤滑油(じゅんかつゆ)で満たされております。

関節を曲げたり伸ばしたりすると、関節腔の容積が増し、その分負圧が生じて、結果、滑液が気化し空洞(キャビティ)が発生します。

そして、下がった圧力を戻す働きが作用し、反対側から滑液が一気に流入して空洞が消滅すると同時に音が発生します。

気化したガスの成分は二酸化炭素あるいはちっ素であるといわれております。

一度関節を鳴らすと同じ部位を再び鳴らすことができるまで約40分かかるそうです。

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手技での矯正治療で、関節をポキッと鳴らすことは、わざと関節内のキャビテーションを起こして行っているものではありません。

結果としてキャビテーションが出ているものなのです。

矯正治療は、関節の遊び(小さな動き)をだして、関節が原因の痛みの改善や動きやすくするための方法となります。

しかしながら、関節をポキッと鳴らすのが怖いという患者様も多いです。

そういった患者様には、関節をポキッと鳴らさずに矯正することも可能です。

全ては患者様の状態や希望などによって決めていきます。

参考にして頂ければと思います。

 

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