肩の関節の痛み(肩峰下インピンジメント症候群)

肩関節の痛みの中でも多い、肩峰下インピンジメント症候群(けんぽうかいんぴんじめんとしょうこうぐん)についてお話しさせて頂きます。

“インピンジメント”とは「衝突」「挟まる」という意味で、腕を挙げていった時に肩峰下(けんぽうか)といわれる空間に上腕骨(じょうわんこつ)といわれる骨の上にある軟部組織(筋肉・滑液包(かつえきほう))が衝突や挟み込まれることにより、痛みや引っかかり感を伴うものです。

%e8%82%a9%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%94%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%83%88%e7%97%87%e5%80%99%e7%be%a4%e2%91%a0

%e8%82%a9%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%94%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%83%88%e7%97%87%e5%80%99%e7%be%a4%e2%91%a1

 

肩峰下インピンジトメント症候群の特徴は、一般的に腕を下にしている状態では痛みは全くなく、腕を挙げた時に痛みや引っかかり感が出ます。

とくに腕を挙げた角度60°~120°ぐらいの間で痛みが出て、また腕を挙げて下した時にも痛みや引っかかり感が出ます。

また、寝ている時に痛みのある肩を下にして寝ていると痛みが強くなることもあります。

 

肩峰下インピンジメント症候群は、日常生活上どの人でも起こりえることがありますが、とくにスポーツをしている人では、スポーツ動作での腕の「オーバーヘッドモーション」の繰り返しで起こることがあります。

オーバーヘッドモーションとは、腕を挙げた状態で上から投げる・打つなどの動作で、例えば「野球の投球」「テニスのサーブ」「バドミントンのスマッシュ」「バレーボールのスパイク」などになります。

 

整形外科で肩峰下インピンジメント症候群を「五十肩」「四十肩」と診断されている患者様が非常に多いですが、なぜかといいますと、画像検査上(とくにレントゲン)に異常がないためなのです。

そのため、肩峰下インピンジメント症候群を総称して「五十肩」「四十肩」ということがあります。

しかし、当院では全く違う病態ですので、その2つを分けて考えます!

なぜなら、治療法が全く違うからです。

 

当院で実施している肩峰下インピンジメント症候群の治療は、肩甲骨と肩の関節(肩甲上腕関節)の遊びを出すために(動きを出すために)手技を行い(トリガーポイントほぐし・モビライゼーション・関節ストレッチなど)、そしてインピンジメント(衝突)を起こしている部分を牽引(けんいん)して引っぱります。

必要があればキネシオテーピング、鍼治療を行うこともあります。

以上です。

参考にして頂ければと思います。

 

八王子めじろ台の肩インピンジメント症候群の治療はこちらをクリック