肩こり・頭痛 八王子めじろ台

 

60歳.女性(歯科助手)  肩こり(パンパンに張っていて気持ち悪い)・頭痛

 

発症日は不明(本人談)、3ヶ月ぐらい前、整形外科に通院し、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)・頚椎椎間板ヘルニアと診断された。

ロキソニン(炎症がある痛みをやわらげる薬)とリリカ(神経痛をやわらげる薬)の飲み薬を処方され、症状がつらい時はロキソニンだけを飲んでいた(来院時はリリカは飲んでいない)。

肩こりは、背中がパンパンに張っていて気持ち悪く、痛みも出ることがあり、痛みがあるとロキソニンを飲む。

頭痛はあるが時々出る。

その他の痛みといて、右手首の痛みと右足首の痛みがあるが、以前、整体院か治療院か整(接)骨院で全身治療をして、治療後に凄く痛みが強くなった。

そのため、治療に対する不安感と恐怖感があり、今回のご本人の来院目的としては、お試しということでまずは、肩こり(パンパンに張っていて気持ち悪い)と頭痛が一番つらいので、その治療をしてほしいとのこと。

 

首の動き・体幹の動きをみる検査を実施したが、目立って動きの悪いとこはなく、動きでの痛みもなし。

右首・右肩周りの筋肉の緊張が強く、とくに右肩甲骨と背骨の間の筋肉の緊張が強い。

骨盤・背骨・頚椎の動きをみる検査(脊柱のモーション・パルペーション)で、上部胸椎(下記の図参照)と上部頚椎(下記の図参照)の遊び(正常な小さな関節の動き)が少ない。


上部胸椎(じょうぶきょうつい)


上部頚椎(じょうぶけいつい)

 

慢性の痛みのメカニズムについての説明、ロキソニンについての説明、症状と治療内容の説明をし、患者様に同意を得たので治療開始。

 

治療は全身で、痛みセンサーがある皮膚の真皮(しんぴ)・筋肉の筋膜(きんまく)・関節の関節包(かんせつほう)に手技で遊びをつけ酸素を行きやすくする治療を実施(トリガーポイントほぐし・ソフトな関節矯正)。

2~3週間に1回の頻度で治療をしていくことを指示。

来院2回目の時に、初回の治療の翌日に肩こり(パンパンに張っていいて気持ち悪い)と頭痛がかなり改善した。

そして来院2回目から、右手首の痛みと右足首の痛みの治療も追加。

来院4回目で全ての症状が改善し、痛みがある時に飲んでいたロキソニンも飲まずに、生活を送っていると患者様が大喜び!

現在は、予防で2~3週間に1回の来院。

 

この症例の場合、典型的なロキソニン(炎症がある痛みをやわらげる薬)のループ(悪循環)にハマっている状態が考えられます。

つまり、「痛みがある ⇒ ロキソニンを飲む ⇒ 痛みがやわらぐ ⇒ また痛みが出る ⇒ ロキソニンを飲む」といったループ(悪循環)です。

そうなりますと、痛みを繰り返す、または薬の影響で痛みがリバウンドをして、益々痛みが過敏になってしまう状態になることがあります。

これは頭痛も同じです(薬物乱用頭痛)!

痛み止めの薬の依存にならないように、早期に治療方法を変えていきましょう。

痛み止めの薬の依存になっても、徐々に痛みを取り除くことも可能ですので、諦めずに新たな治療をしていくことが大事です。

以上です。

参考にして頂ければと思います。

 

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