痛みの悪循環

痛みには「急性の痛み」と「慢性の痛み」というものがあります。

それぞれの特徴は、体が黄色信号(警告信号)としてアラームみたいに知らせ、短期間でおさまる痛みは「急性の痛み」で、なかなか痛みが取れず、1~3ヶ月以上と長く続く痛みは「慢性の痛み」です。

急性の痛みの場合、その原因となるケガや病気が治れば消えていくものですが、痛みが生じたときに適切な治療をせず、そのまま放っておくと、痛みが別の痛みを引き起こし、慢性の痛みに変わってしまうことがあります。

痛みは、交感神経(こうかんしんけい ※ 自律神経)の緊張と運動神経を興奮させ、血管の収縮や筋肉の緊張を起こします。

その結果、血行が悪くなって酸素がなくなると痛みを起こす物質(ブラジキニン、ププロスタグランジン、セロトニン、ATPなど)の発生につながります。

そして、痛みを起こす物質が神経を刺激し、神経を伝わって脳で「痛い」と感じます。

 

通常、痛みが生じても交感神経の緊張はおさまり、血行が改善されて、痛みは鎮まってきます。

ところが、痛みが長引くと、血行の悪い状態が続いて「痛みを起こす物質」が多く発生するようになります。

この痛みを起こす物質は、血管を収縮させるため、さらに血行を悪化させ、また「痛みを起こす物質」が発生する、という「痛みの悪循環」を引き起こしていきます。

また、痛みが慢性化すると、痛みを引き起こした原因がなくなっても、痛みを取り去ることがなかなかできなくなります。

さらに、痛みが続くことで痛みにばかり注意が向きがちになり、眠れなくなったり、不安や恐怖からうつ状態につながり、ますます痛みにとらわれて症状が重くなるという悪循環になることもあります(心理的ストレス)。

 

したがって、痛みが慢性化する前に、適切な治療を行って早期に原因を取り除くことが大切です。

急性の痛みは我慢しないようにして、痛みの悪循環を断つため、早期治療をするようにしましょう。

しかし、痛みが慢性化で痛みの悪循環になってしまった場合でも痛みが取れないわけではありません!

治療で期間がかかることもありますが、慢性の痛みでも治療して痛みを改善することは可能です!

その時は、ご相談して頂ければと思います。

以上です。

 

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