痛みと脳の関係(脳内モルヒネ)

 

痛みと脳の関係

↑こちらのブログの続きになります。

 

痛みと脳の関係の脳の機能の1つ目「脳内モルヒネ」についてお話しさせて頂きます。

 

モルヒネと聞くと、麻薬の1つで危険な物質とマイナスのイメージをお持ちの方がいると思います。

また、痛み止めの薬で、主に癌(がん)の痛みに使用されることが多い「モルヒネ」というお薬を聞いたことありますか?

このモルヒネで痛みがとれるのは、脳や脊髄(せきずい)にあるオピオイド受容体(じゅようたい)というものに強力にくっついて、神経が痛みを脳に伝えるのを抑えるからなんです。

では、モルヒネを使う機会のない人の脳の中に、なぜモルヒネにくっつく受容体があるのでしょうか??

それは、わたしたちの体内には、もともとモルヒネに似た物質があるからなんです!

それが「脳内モルヒネ(βエンドルフィン、エンケファリンなど)」とよばれる神経の伝達物質です。

 

脳内モルヒネは、生命維持に重要な働きをする脳の視床下部(ししょうかぶ)という部分から、脳が痛みや苦痛を感じたときに放出され、鎮痛効果をもたらします。

その効果は強力で、モルヒネ(お薬)の数倍にものぼるとされています。

例えば、マラソンで長距離を走っている時に、走りはじめの頃は風を感じて爽快かもしれませんが、長く走れば走るほど体に負荷がかかってきます。

そうしたストレスを感じると、脳は「脳内モルヒネを出せ!」と指令を出し、脳内モルヒネがどんどん放出されます。

これをよく言われる「ランナーズハイ」という現象です!

 

他にも、鍼灸(はりきゅう)などの刺激で痛みが和らぐのも脳内モルヒネが関係しているといわれており、また、「気持ちいい」「心地よい」「幸せ」といった“快”の感情を持ったときにも、脳内モルヒネが放出されています。

つまり、痛み(とくに慢性の痛み)には「運動」「快の感情」「鍼灸治療」といったものが痛みを緩和するということが考えられますし、ポイントにもなります。

まずは「楽しく笑うような生活」をしていきましょう!

以上です。

参考にして頂ければと思います。

 

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