右のお尻から右足首にかけての痛み 八王子めじろ台

 

66歳.男性(パート) 右のお尻から右足首にかけての痛み

 

1ヶ月ぐらい前、重たい物を持った時に翌日から右のお尻が痛くなり、徐々に右脚の外側から右足首の外側にかけて痛みとしびれが出てきた。

最初は日常生活に支障が出るぐらい痛みが強かったが、徐々に少しおさまってきて痛みとしびれは一定になった。

5分ぐらい歩いていると痛みとしびれが出て徐々に強くなり、休むと楽になる(間欠性跛行 かんけつせいはこう)。

じっとしている時、自転車に乗っている時は痛みとしびれはなし。

痛みとしびれが一定で変化がないため、整形外科に行き、レントゲン検査で腰椎の4番と5番の間がズレていて、「腰の脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさくしょう)」の可能性があると言われた(MRI検査は行っていない)。

痛み止めの「ロキソニン」、足の痛み・しびれがある神経痛に対して、傷んだ神経の修復を助ける「メチコバール」、血液を固まりにくくし、血管を広げ血流を改善する「プロレナール」という飲み薬と湿布薬を処方された。

3日間薬を飲んでみたが、痛みとしびれが変わらないため、インターネットで当院のホームページをみて当院を来院。

 

評価をしてみると、身体を後ろに反った状態(体幹の後屈)のまま、右側に身体を倒す動作(体幹の右側屈)を行うと、右のお尻から右足首の外側にかけて痛みとしびれが強くなる(ケンプ徴候)。

仙腸関節(せんちょうかんせつ)の機能の異常を調べる検査をしてみると、右の仙腸関節に遊び(関節の数mmの動き)の制限がある。

右のお尻の上の筋肉にトリガーポイント(頑固なこり)がある。

 

右のお尻から右足首の外側にかけての痛みとしびれは、症状的に典型的な腰椎の4番と5番の間の「腰の脊柱管狭窄症」の可能性があるため、まずは「腰の脊柱管狭窄症」の病気の仕組みについて説明。

また、右のお尻から右足首の外側にかけての痛みとしびれの原因が「腰の脊柱管狭窄症」だけではなく、仙腸関節の機能の異常や筋肉のトリガーポイントが原因のこともあると説明し、治療を開始。


   腰の脊柱管狭窄症

 


仙腸関節(せんちょうかんせつ)


小殿筋(しょうでんきん)のトリガーポイント

 

治療は、腰・お尻の筋肉のトリガーポイントをほぐし、仙腸関節の遊び(関節の数mmの動き)を改善させるためのアプローチ(AKA-IM療法)を実施。

治療終了後、腰・お尻の筋肉が緩み、仙腸関節の遊びも改善、患者様も軽くなったと実感した。

2週間後に来院して頂くことを指示。

2週間後・・・

右のお尻から右足首の外側にかけての痛みとしびれはかなり改善し、歩くのも症状が出なくなったと言っていた。

よかったです!

 

この患者様の例で何が言いたいかといいますと・・・

必ずしも、右のお尻から右足首の外側にかけての痛みとしびれの原因が、たとえ典型的な症状であっても「腰の脊柱管狭窄」で起こっているというわけではないということです!

このケースはいわゆる「坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)」です。

神経痛の場合、教科書的には神経や血管が圧迫されて痛みやしびれが起こるとされておりますが、そんなことはありません!

もしも、ずっと神経や血管が圧迫をされていれば、症状はずっとそのまま変わらないような気がしませんか??

しかし、症状が改善している人が多くいる中で、すなわち、構造的な問題で痛みとしびれが起こるということは、可能性が低いということになります。

つまり、レントゲンやMRIなどの画像検査での異常はあまり関係がないということになります。

ですので、腰から脚の痛みやしびれの症状で、整形外科で「腰の脊柱管狭窄」と診断されたとしても、決して症状が取れないということではありませんので、諦めないでください!

以上です。

参考にして頂ければと思います。

 

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