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腕に力が入らない

2018.05.18 | Category: 麻痺

腕に力が入らないという訴えに「橈骨神経麻痺(とうこつしんけいまひ)」というものがあります。

橈骨神経(とうこつしんけい)という神経が何らかの原因で圧迫や損傷され、麻痺(まひ ※動かないあるいは動きづらい状態)した状態を橈骨神経麻痺といいます。

橈骨神経は、首から行く神経が腕の後ろ側を通り、指の後ろ側まで走行する神経です(肘の後ろ側から指の後ろ側の深い枝の神経は、後骨間神経(こうこっかんしんけい)という名前に変わります)。

この橈骨神経の走行のどこかが圧迫・損傷をすると麻痺やしびれを引き起こします。

一般的に橈骨神経麻痺は、肘から上(上腕部)の傷害・肘から下(前腕部)の傷害(後骨間神経麻痺)された場所で症状が異なります。

肘から上(上腕部)の傷害の場合、下垂手(かすいしゅ)といわれる症状が特徴で、手首が伸ばせないあるいは伸ばしづらい状態(手首の背屈不能)になります。

   下垂手(かすいしゅ)

肘から下(前腕部)の傷害の場合(後骨間神経麻痺)、下垂指(かすいし)といわれる症状が特徴、指が伸ばせないあるいは伸ばしづらい状態(指の背屈不能)になります。

   下垂指(かすいし)

橈骨神経麻痺の中で最も多いのは、肘から上(上腕部)で傷害されるケースです。

よく起きやすいケースは、酔っぱらいの人が自分の腕で腕枕(うでまくら)で寝ていての圧迫で起きたら腕や手首に力が入らなくなったというケース、または女性に腕枕をしながら寝ていての圧迫で起きたら腕や手首に力が入らなくなったケース、その他は、ギプス固定での強すぎの圧迫が多いです。

ちなみに、女性に腕枕をしながら寝ていての圧迫で橈骨神経麻痺が起こるものを別名「ハネムーン麻痺」ともいわれます。

治療は一般的に、橈骨神経に麻痺を起こすような原因物(腫瘍・ガングリオンなど)や損傷があった場合は、手術で原因物を除去したり神経を縫合(ほうごう 縫って繋ぐ)などを行います。

橈骨神経麻痺の多くは神経の圧迫で、圧迫だけの場合は、基本自然に麻痺の回復を待つことになります。

しかし、圧迫時間が長ければ長いほど、麻痺の回復は遅くなります!

そういった意味でも当院の場合、麻痺を起こしている筋肉に電気治療や、鍼で電気を流す治療(鍼通電療法)を行い、回復を促していきます。

橈骨神経は、末梢神経(まっしょうしんけい)という神経分類になり、医学的に損傷した末梢神経は11㎜のスピードで回復されるといわれております。

ですので、諦めずに是非専門の先生にご相談や治療を早期にしていってください。

参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

腰痛・坐骨神経痛の症状でお悩みの方は

膝に水が溜まるとクセになる?

2018.05.17 | Category:

膝に水が溜まった経験をした人は多いと思います。

結論からいうと・・・

膝に溜まった水を注射で抜くとクセになるというのは、真っ赤なウソです!

膝に水が溜まるのは、一度注射で抜いても繰り返す人も多くいます。

膝に水が溜まると膝が曲げづらいなどの違和感が出て、水を注射で抜くと膝が軽くなって楽になり、再び膝に水が溜まってまた注射で水を抜いて楽になり・・・

の繰り返しで、水を抜いた後の感覚が楽になることが、おそらくクセになるということではないかと思っています。

ということは・・・

膝に水が溜まっているのを繰り返しているということは、完全に治っていないということになりませんか?

ということで、膝の水が溜まることについてこれからお話しさせて頂きます。

膝に水が溜まるとは専門的にいいますと、関節液(かんせつえき)というものが膝の関節内に溜まっている状態です。

関節液というのは、ごく少量ながら(0.5㏄ほど)正常な関節内にあります。

関節を覆っている関節包(かんせつほう)の内側にある滑膜(かつまく)といわれる部分の膜から徐々に関節内にしみ出し吸収されて循環されています。

関節液の役割は、関節の表面をコーティングされている軟骨(なんこつ)を滑らかにしているのと(潤滑)、栄養や酸素を軟骨にしみ込ませています。

なぜ膝に水が溜まるのでしょうか?

それは、膝の関節内に「炎症(えんしょう)」があるときです!

1人で入るお風呂にお湯が熱すぎて入れないとき、皆さんはどうされますか?

熱いから水を出しませんか!

膝に水が溜まるのも同じ理由なのです!

膝の関節内に炎症が出て熱くなっているために、それを冷まそうとして膝の滑膜(かつまく)の温度センサーが感知して、関節液を出しているのです!

つまり、注射で水を抜くということは、滑膜を貫通させて関節内に注射針を刺入するわけですが、炎症が起きているにも関わらず、滑膜を貫通させたらますます炎症がひどくなると思いませんか?

繰り返し膝に水が溜まるというのは、こういった理由も考えられます。

関節液の量が多いときは必要な方法だとは思いますが、量がそこまで多くない場合は、注射で水を抜く必要はないと考えます。

では膝に水が溜まった場合、どういった処置をするのでしょうか?

当院では、炎症があってそれを冷まそうとして関節液が出ているので、冷やしていきます(アイシング)。

そして、包帯で圧迫して滑膜(かつまく)に関節液を吸収させるのを促します。

生活では、膝に水が溜まっているときはお風呂につかるのではなく、シャワーで過ごすように指示します。

ただ、膝の関節内にバイ菌が入って関節液が多量に溜まっている場合は、当院では治療適応外となります。

参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

① 膝に水が溜まるとは?

② なぜ膝に水が溜まる?

③ 膝に水が溜まる原因

 

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子どもの身長を伸ばす方法

2018.05.16 | Category: 豆知識

小さなお子様がいるご両親必見の内容です!

「子どもの身長を伸ばす方法」についてお話しさせて頂きます。

よく「身長は遺伝だよ!」と聞いたことがあると思いますが、身長が遺伝の影響を受けるのは25%程度といわれております。

つまり、両親の身長が小さいからといって諦める必要がないということです。

身長が伸びるメカニズムは、成長期の子にみられ、骨と骨の繋ぎ目にある「骨端線(こったんせん)」という軟骨が成長することによって身長が伸びていきます。

骨端線の成長を促し、身長にもっとも影響を与えるものは以下の3つです↓

 
 
 

睡眠では、身長に最も関係が深いのは「成長ホルモン」です。

成長ホルモンは、夜寝ている時に多く分泌され、夜9時~夜11時までは成長ホルモンが作られる時間で、10時~深夜2時ぐらいに分泌がピークの時間になります。

つまり、寝る時間は夜9時までには睡眠した方が良いということになります。

「寝る子は育つ」という言葉は、こういった意味になります。

子どもの寝不足には注意しましょう!

ちなみに大人の場合、成長ホルモンの分泌がピークの時間帯に食事や間食をされますと、太りやすくなりますので気をつけてください。

栄養では、たんぱく質が豊富なものをバランスよく食べることが大事です。

よく「身長を伸ばすには、カルシウムを摂った方が良い」または「背を伸ばすには牛乳を飲んだ方が良い」と聞いたことがあると思います。

牛乳の主成分であるカルシウムは「骨を強くする」栄養素で、骨を伸ばすことに関しては、関係がないわけではありませんが、重要視はされていません。

また、カルシウムだけを摂取しても体に栄養として吸収することはなく、カルシウムを体に吸収させるためには「ビタミンD」という栄養素が必要になります。

ちなみにビタミンDは、干した食べ物に多く含まれており、干し椎茸(しいたけ)・しらす干し・スモークサーモン・きくらげ などになります。

骨を伸ばすための栄養素としては「たんぱく質」です。

なぜならたんぱく質は、細胞をつくる栄養素で骨の細胞をつくり骨端線に栄養を与えるという意味では、最高の栄養素になります。

すなわち、牛乳・ヨーグルトよりかは魚・肉類、卵、大豆などが良いでしょう。

栄養素のバランスの良い食事を摂取し、塩分の多量には注意です!

昔の話しなのですが、「コーラを飲み過ぎると、骨を溶かすから背が伸びなくなる!」と聞いたことがありませんか!?

骨を溶かすことは全くの嘘ですが、砂糖を多く摂りすぎると身長を妨げることがあります。

なぜなら、砂糖を多く摂りすぎてしまうと、骨を伸ばすための栄養素が体に吸収されにくくなるためです。

とくに子どもが大好きなお菓子や炭酸飲料は、砂糖を多く含むので摂りすぎには十分注意しましょう!

最後に運動は、成長ホルモンの分泌を促すとともに、骨端線を刺激し身長を伸ばす助けをします。

しかし、全ての運動が良いというわけではありません!

身長を伸ばす助けをするための運動のポイントとしては2つあります↓

・全身を使う運動
・骨に縦方向の刺激を与える運動

全身を使う運動は、全身の筋肉を均等に使うことで、全身の骨に刺激を与えることができます。

具体的なおすすめの運動方法は、水泳が良いです。

骨に縦方向の刺激を与える運動は、骨に適度に刺激を与えることで骨端線の栄養を促し、身長を伸ばす効果が期待できます。

具体的なおすすめの運動は、バスケットボール・バレーボールなどのようなジャンプをする運動が良いです。

中学生の時に、周りにバスケットボールやバレーボールの部活をやっていた人が、早くに身長が伸びていた人っていませんでしたか?

このような理由だからなのです。

逆に身長を伸ばすのを妨げる運動というものがあります!

適度なら問題ないのですが、激しい筋力トレーニングは、筋肉に負荷がかかりすぎて筋肉に傷がついてしまうと、身長を伸ばすのに逆効果になります。

とくにウエイトを使うような筋力トレーニング、うさぎ跳び(今はやらないですが)、重量挙げは控えましょう。

個人差はありますが、完全に身長の伸びが止まる年齢は、男性は17歳前後(高校2年生前後)・女性は1516歳前後(中学3年生~高校1年生前後)といわれております。

子どもの身長を伸ばしたいと考えている方は、この時期までにしっかりケアをしていくことです。

ただ、全てを完璧にこなすことはストレスにもなりますので、無理のない程度で行ってください。

また、今回の内容は理論的にお話しさせて頂きましたが、必ず結果が出るといったものではありません!

しかしながら、やらなければ出る効果も出なくなります。

よろしければ参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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ダーツでの障害の特徴

2018.05.15 | Category: スポーツでのケガ

一般からプロまで、そして幅広い年齢層に行われているダーツは、ダーツボード(下記の図を参照)と呼ばれる30㎝から40㎝の円形の的に、一定の距離から手投げのダーツを投げて、点数を競う射的競技です。

ダーツでの障害は、ダーツの投げる時のフォームや力加減、オーバーユース(使い過ぎ)によるものがほとんどです。

まずは、ダーツの投げ方の図をご覧ください。

このようにダーツは、競技特性(きょうぎとくせい)で利き足で重心をのせ、利き手で投げます。

また、足のスタンスやダーツを持つ位置、投げ方は人によって様々違います。

ダーツの初心者の場合、投げる力加減やフォームなどにより、肘を痛めることがほとんどで、多くは肘の筋肉(とくに腕橈骨筋 わんとうこつきん)・筋肉の付着部・関節を痛めます。

また、ダーツをやり過ぎることにより、手首の関節の痛み・腱鞘炎(けんしょうえん)も起こすこともあります。

ダーツのプロの場合、練習でダーツを長い時間投げるのことが多いためにオーバーユース(使い過ぎ)で痛めることが多いです。

ちなみに、私の知っているプロのダーツ選手は、1日に6時間ぐらいまたはそれ以上のダーツの練習をするそうです(もちろん休憩もはさみます)。

オーバーユースの障害が起こりやすい部位としては、ダーツを投げる利き手・利き足の手首・肘・上腕・肩関節・肩甲骨の周り、また首・背中・わき腹なども痛めることも多いです。

また、ダーツは一方向の動きのため(右利きが多いため)、右脚重心での障害が起こりやすいのも特徴です。

とくに、身体の中心である右側の仙腸関節(せんちょうかんせつ)に圧がかかりやすくなり、遊び(小さな動き)が少なくなります。

その結果、右側の腰痛や股関節の痛みなどを起こしやすくなります。

とくにダーツ初心者の方は、休憩をとりながらダーツのやり過ぎには十分に気をつけてください。

当院では一般のダーツプレーヤー、プロのダーツの選手の方が来院されます。

ダーツでのお身体の障害ででお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。

以上です。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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ロキソニン

2018.05.14 | Category: 痛み

整形外科に通院されますと、痛み止めの薬でロキソニンを処方されたことありませんか?

または、市販の湿布薬でロキソニンの湿布を買われたことありませんか?

痛みがありますと普段の生活に支障をきたし、最悪の場合、痛みのためにうつ状態になることもあります。

そのために、痛みを軽減させるために整形外科では、ロキソニンを処方することが多くあります。

ということで、今回は痛み止めの薬の「ロキソニン」のお話しをさせて頂きます。

ロキソニンはNSAIDs(エヌセッズ ※非ステロイド性抗炎症薬)という種類の薬で、炎症のある痛みに対して効果の高い薬になります。

少し難しいお話しをさせて頂きますが、ロキソニンを含むNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の作用について簡単にお話しさせて頂きます。

アラキドン酸というものがあり、アラキドン酸は、細胞の膜から遊離(ゆうり)した脂肪酸(しぼうさん)のことで、そのアラキドン酸を原料として、脂質の伝達を作る代謝の経路のことを「アラキドン酸カスケード(下記の図参照)」といいます。

ロキソニンを含むNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)は、上記のアラキドン酸カスケードの図の真ん中にあります「COX(シクロオキシナーゼ)」という場所を抑制するように働き痛みを抑制する薬の仕組みになります。

ちなみに、上記のアラキドン酸カスケードの図の上にあります「ホスホリバーゼA2」という場所を抑制するように働く薬は、皆さんも名前を聞いたことがあります「ステロイド」です。

要するに、ロキソニンを含むNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)は、炎症のある痛みセンサーが刺激されて起こっている痛み(侵害受容性の痛み)に効果が高いということになります。

難しいお話しを失礼しました。

ところで皆さんは、ロキソニンを服用(飲み薬・湿布)して痛みに対して効果がありましたか?

おそらくは、効果があった方と効果が少なかった、またはなかった方に分かれると思います。

効果があった方は、基本的に炎症がある痛みで、すなわち、急性の痛みで痛みセンサーが刺激されて起こっている炎症の痛み(侵害受容性の痛み)だったと思われます。

効果が少なかった、またはなかった方は、基本的にその逆で炎症のない痛みで、すなわち、慢性の痛みか、もしくは痛みセンサーが刺激されている痛み(侵害受容性の痛み)ではなく他の原因がある痛みだった(神経性の痛みなど)と思われます。

これらは、絶対というものではありませんので一概にはいえませんが、理論上のお話しになります。

炎症があるかどうかを判断するのは、正直非常に難しいところです。

ロキソニンを含むNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)で怖いのが副作用です。

NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の副作用は様々ありますが、とくに多いのが飲み薬での「胃の粘膜があれる(胃腸障害)」ことです。

最悪の場合は、NSAIDs潰瘍(エヌセッズかいよう)」といって胃潰瘍(いかいよう)になることもあります!

ロキソニンを処方された時に「胃の粘膜を保護する薬(セルベックス・ムコスタなど)」といっしょに処方されたことありませんか?

そういった副作用を防ぐ理由だからなのです。

痛みのためにロキソニンを服用して痛みが抑制し、また痛くなったときに服用してを長期間繰り返している人がいます。

おそらく、これはロキソニンに依存している可能性があり、逆に言えば副作用の危険性が高くなります。

当院の患者様の多くは、「ロキソニンを飲んでるが痛みが変わらない」または「ロキソニンの服用を繰り返している」という方が多くご来院されます。

ロキソニンを服用してその痛み本当に改善してますか?

ロキソニンが効果が少ない、あるいは効果がない場合、痛みの改善方法は他にもあります!

痛みの治療は様々あり、当院でも治療はもちろんですが、痛みのための生活のご指導をしっかりさせて頂きます。

参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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