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帯状疱疹(たいじょうほうしん)

2018.06.08 | Category: 皮膚の疾患

治療院に来院された時に患者様が首や背中など「皮膚がピリピリ痛い」といって評価をしてみると、帯状疱疹(たいじょうほうしん)だったということがあります。

何も知らなくて治療をしてしまうと悪化することもあるので、これは絶対に見逃してはいけない病気です。

ということで、内科や皮膚科の領域に多い「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」についてお話しさせて頂きます。

帯状疱疹は、体の片側(左右どちらか)に帯(おび)のような水ぶくれ(水痘)の集まりができる痛みで、帯状疱疹ウイルス(水痘ウイルス)の感染で起こります。

子供の時にほとんどの人は「水ぼうそう(水痘)」にかかります。

水ぼうそうは、発症してから1週間程で治りますが、治ったとしてもウイルスがなくなったわけではありません!

このウイルスは実は、体の神経節(しんけいせつ ※神経の細胞が集まった部分)という部分に隠れて、復活の機会を狙い潜伏(せんぷく)し続けています。

そして、過労・大きなストレス・ケガ・病気・高齢化などが原因で免疫力が低下した時にウイルスが復活し、帯状疱疹となるというわけです。

つまり、子供の時に「水ぼうそう」にかかった人は、誰でも帯状疱疹になる可能性があります。

    帯状疱疹(たいじょうほうしん)

帯状疱疹の症状はまず、皮膚にピリピリとした痛みが起こり、その45日後に虫に刺されたような赤い発疹(ほっしん)ができ、次第に水ぶくれ(水疱)に変わり、帯状に広がってきます。

この症状は、胸から背中・お腹・顔・手・足に現れます。

とくに顔にできた帯状疱疹は、目の失明の危険性があるため注意が必要です。

皮膚の症状は、一般的に痛みが起こり始めてからかさぶたが治るまで、3週間~1ヶ月程かかるといわれております。

また、皮膚の症状が回復しても痛みだけが残って、いつまでも続く場合があり、これを「帯状疱疹後神経痛」といいます(この場合、鍼治療が有効のことがあります)。

皮膚科での治療が一般的で、抗ウイルス薬・消炎鎮痛薬が基本となります。

早ければ早いほど治りが早いといわれており、できるだけ早期に治療をすることが大事です。

参考にして頂ければと思います。

 

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骨の圧電現象

2018.06.07 | Category: 豆知識

圧電現象(あつでんげんしょう)とは、1880年にフランスのキューリー兄弟により発見された、水晶などの結晶材料に圧が加わることによって電荷(でんか)が発生する現象のことをいいます。

この圧電現象は、水晶だけでなく様々な物質にもみられ、人間の骨にも起こるという事を1952年に保田 岩夫(やすだ いわお)先生という方が発見しました。

人間の骨における圧電現象とは・・・

例えば、曲がった骨に体重などの外力が加わると、その曲がった骨の凹側にはより強い負荷がかかり、凸側にはあまり負荷がかからない状態になります。

すると、曲がった骨の凹側にはマイナスの電気の反応が、凸側にはプラスの電気の反応が生じます。

そして、そのマイナス側(曲がった骨の凹側)には骨芽細胞(こつがさいぼう)という”新しい骨の細胞を作っていくもの”が、プラス側(曲がった骨の凸側)には破骨細胞(はこつさいぼう)という”古い骨の細胞を破壊して吸収していくもの”が集まることになります。

その結果として・・・

曲がった骨の凹側は骨の形成が促進され、凸側は骨の吸収が促進されていきます。

それが繰り返されることで、骨は真っ直ぐな状態になっていくというものです。

圧電現象で何が言いたいかといいますと・・・

骨が「真っ直ぐになる」ための圧電現象ですが、猫背などの不良姿勢や老化などの変形になりますと、荷重の多いほうに骨棘(こつきょく)といわれる骨にトゲができる状態が進み、病的な現象になってしまいます。

また、筋肉の膜(筋膜)や骨の膜(骨膜)などに含まれる「コラーゲン線維」などによくみられ、コラーゲンが歪むと電気的なバランスが崩れて電気が生じると考えられており、コラーゲンを多く含む筋膜が硬くなると、関節を動かす筋肉の活動が害されるとともに、血流の低下で神経が過敏になり、ほんの少しの筋膜への引っ張る力の変化で痛みが起きやすくなります。

それは手技での治療で筋膜の状態を整えることにより解消されていきます。

さらに圧電現象で大事なことは・・・

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)という「骨の量が減って骨がもろくて弱くなる病気」があるご高齢の方、あるいは骨粗鬆症を予防したいと考えている方は、骨を強くするためにはカルシウムとビタミンDだけの栄養を摂取しているだけでは効果が少ないです!

さらに骨に栄養を与えるためには、まさしく圧電現象です!

重力下で歩いたり(ウォ-キング)、軽く走ったりする(ジョギング)ことで、骨に圧がかかり栄養がいきやすくなることで、カルシウムの吸収率が上がります。

それにより、骨が強くなっていくということになります。

そして、骨は3~5年で細胞が入れかわるので、今からしっかり運動をして予防していきましょう!

参考にして頂ければと思います。

 

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ペットボトル症候群

2018.06.06 | Category: 豆知識

夏の暑い時期に突然起きやすい「ペットボトル症候群」についてお話しさせて頂きます。

皆さんは「ペットボトル症候群」をご存知ですか・・・?

1992年に神奈川県の聖マリアンナ医科大学の研究グループが報告し、名前が定着されたものです。

ペットボトル症候群とは、別名「清涼飲料水ケトーシス」とも言い、糖質(とうしつ)の大量に入った飲料物を多量摂取することにより起こる急性の糖尿病(とうにょうびょう)のことです。

スポーツドリンクやコーラなどの炭酸飲料、果汁飲料、コーヒー飲料など多くの市販の清涼飲料水(せいりょういんりょうすい)には、100ml(ミリリットル)あたり5~10g(グラム)という量が多い糖質が含まれております

ペットボトルの普及により、これらの飲み物を大量に摂取することが増えて、糖分を異常に体に取り込み続けた結果、急性糖尿病(きゅうせいとうにょうびょう)を起こした例が増えたと言われております。

日本の若い世代(10歳~30歳代)に多く、主な症状に口渇(喉がかわく)、体重の減少、体のだるさ・重さ、意識不明などがあります。

ペットボトル症候群の仕組みは、体は糖質を処理するためのインスリンと呼ばれるホルモンを分泌するのですが、あまりにも糖質の量が多すぎる(血糖値(けっとうち)が高くなりすぎる)状態が続くと「必要なインスリンが十分に分泌できなくなる」あるいは「分泌できたインスリンについても効き目が悪くなる」といったことになってしまいます。

そして、困ったことにこれらの2つの悪影響は、血糖値が高くなればなるほど増えて(体の細胞に糖の吸収がうまくいかない状態)、そのせいでさらに、また血糖値が高くなるという悪循環になってしまうのです。

ちなみに、体の中のインスリンの分泌が少なくなったあるいは、完全に出なくなった状態が「糖尿病」になります。

また、ペットボトル症候群の怖い点は・・・

 清涼飲料水を飲む 血糖値が上がる  のどが渇く  余計にドリンクを飲む
 血糖値が上がる  インスリンというホルモンが働かなくなる  余計に血糖値が上がる

という2つの悪循環が隠れているところにあります。

ですので、この夏の暑い時期に喉がかわくからといって清涼飲料水のいわゆる「がぶ飲み」は気をつけましょう

とくに、部活動でスポーツをしている学生さんはご注意ください。

あとは、予防として冷たいお茶・水などで喉のかわきを潤して対応してください!

参考にして頂ければと思います。

 

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腰痛の動画

2018.06.05 | Category: 腰痛

① 腰痛とは?

② 腰痛の種類とは?

③ 筋肉が原因で起こる腰痛とは?(筋・筋膜性腰痛とは?)

④ 背骨の関節が原因で起こる腰痛とは?(椎間関節性腰痛とは?)

⑤ 仙腸関節が原因で起こる腰痛とは?(仙腸関節性腰痛とは?)

⑥ ストレスが原因で起こる腰痛とは?(心因性腰痛とは?)

⑦ 殿皮神経障害とは?

⑧ 腰痛分離症とは?

⑨ 腰椎すべり症とは?

※ 全てのYouTube動画は「字幕設定」でご覧頂くと解説がありますので、よろしければ字幕設定してご覧頂ければと思います。

 

腰痛について詳しくこちら

太ももの裏の肉離れ(ハムストリングスの肉離れ)

2018.06.04 | Category: スポーツでのケガ

太ももの裏の痛みの外傷(がいしょう)で多い「ハムストリングスの肉離れ」についてお話しさせて頂きます。

まずハムストリングスとは、腿(もも)の裏にある3つの筋肉のことで、内側にある半腱様筋(はんけんようきん)・半膜様筋(はんまくようきん)と外側にある大腿二頭筋(だいたいにとうきん)になります。

このハムストリングスが、ダッシュ・切り返し・急激なストップ動作・走っている最中などによって、筋肉が損傷(そんしょう)する起こることがあります。

これを「ハムストリングスの肉離れ」といいます。

ハムストリングスの肉離れは、誰でも起こすということはなく、起こす要因というものがあります↓

 筋肉の疲労
 一度ハムストリングスの肉離れを起こしての再発
 筋肉の柔軟性(じゅうなんせい)の低下
 適正なウォーミングアップの不足
 左右のハムストリングスの筋力バランスが悪い
ハムストリングスと腿(もも)の前にある大腿四頭筋の筋力バランスが悪い など

が要因として考えられます。


ハムストリングスの肉離れの症状は、損傷している筋肉の部位に腫れ・あざ(内出血)・筋肉の硬いしこりや陥凹などが重症度によってみられます。

また、ハムストリングスをストレッチ(伸ばす)すると痛みが強くなり、ハムストリングスに力を入れても痛みが強くなることが重症度によってみられます。

とくに筋肉に陥凹がある場合、損傷が重症に近いことを意味し、損傷後に数時間経過しますと、内出血した腫れ(血腫 けっしゅ)が筋肉の損傷した部分を満たし、損傷部が触れにくくなります。

そして、治療もせずに放置しておりますと(重症度によりますが)、損傷した筋肉部分が瘢痕化(はんこんか やけどした皮膚に変なあとが残ったという状態が瘢痕化です)というものになり、瘢痕化してしまいますと、柔軟性や血行に乏しくなり、再発や違和感が残るといった後遺症(こういしょう)になります。

ハムストリングスの肉離れの治療は、この瘢痕化を残さないということが全てとなり、そのためには、内出血したかたまり(血腫)を、多少の痛みを伴ってもマッサージ・鍼(はり)・高周波の電気などの刺激で除去していく必要があります(ハムストリングスの肉離れ慢性期での治療)。

ハムストリングスの肉離れの慢性期の治療を先にお話ししてしまいましたが、急性期の治療は、応急処置でのRICE(ライス)処置」になります。

RICE処置とは・・・

R  患部の安静
I  患部のアイシング(冷却)
C  患部の圧迫
E  患部を心臓より高く挙げる(高挙)

※ イラストでは足首になってますが、これをハムストリングスの患部に行います。

RICE処置は、早ければ早いほど効果が高く、遅ければ遅いほど効果が薄くなります。

また、キネシオテーピングは筋肉に似た素材でできたテープですので、損傷した筋肉の保護には効果的です。


ハムストリングス以外の肉離れにも言えることですが、人間の損傷した筋肉の組織は必ず再生していきます。

しかし、しっかり治療をしないでいますと、筋肉の組織の再生に影響が出てきます。

ですので、絶対に早期治療、そして早期予防です!

参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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