- Blog記事一覧

Blog記事一覧

線維筋痛症(せんいきんつうしょう)

2018.06.16 | Category: 自己免疫の疾患

日本の人口の約1.7%にみられ、200万人の患者数年齢3050歳代の女性に多いといわれている「線維筋痛症(せんいきんつうしょう)」についてお話しさせて頂きます。

線維筋痛症とは、原因不明の体の全身に起こる慢性の痛み疾患で、全身に激しい痛みが起こる病気です。

症状は、広範囲な部位に起こる激しい慢性の痛みとこわばり、その他に激しい疲労感やだるさ、頭痛、落ち込んだ(抑うつ)気分、不眠などのたくさんの自覚症状を伴います。

線維筋痛症には診断基準や重症度というものがあります(下記のイラストを参照)。

診断基準の圧痛点(あっつうてん ※指で押して痛い場所(親指で4㎏の強さで押す))というものがあり、これは東洋医学でいういわゆる「ツボ」の場所に一致します。

線維筋痛症での痛みの原因は近年、神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)といわれる、痛みを伝える神経が何らかの形で異常に活動し、わずかな刺激で痛みを過剰に感じる痛みの神経の過敏状態によるといわれております。

治療は一般的に、お薬(抗てんかん薬・抗うつ薬・抗不安薬・精神安定薬など)、認知行動療法(にんちこうどうりょうほう)、有酸素運動(ゆうさんそうんどう)が有効とされております。

有酸素運動は、ウォーキング・ランニング・エアロバイク・エアロビクスなどになります。

当院での治療は、線維筋痛症での痛みを軽減させるための鍼治療(はりちりょう)を行います。

線維筋痛症に対する鍼治療の効果は、確実な科学的な根拠はまだはっきりとはわかっておりません。

しかし、現在わかっていることとしては、鍼治療の中で鍼通電治療(はりつうでんちりょう)といわれる、鍼に電気を流していく治療が効果的とされており、ある程度治療を重ねることで1ヶ月程度効果が持続することが可能ですが、それ以上の効果はまだわからないということになります。

日常生活上の注意は、できるだけ体を動かすことですが、翌日に疲労が残るほどの強さは避けなければなりません。

また、過度の安静はかえって病状を悪化させるので注意が必要です。

参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

腰痛・坐骨神経痛にお悩みの方はこちら

国民生活基礎調査(自覚症状の状況)

2018.06.15 | Category: 豆知識

国民生活基礎調査とは、厚生労働省が3年ごとに実施される、保健、医療、福祉、年金、所得など、国民生活の基礎的事項を調査し、厚生労働行政の企画及び運営に必要な基礎資料を得るとともに、各種調査の調査客体を抽出するための親標本を設定することを目的としている調査です。

その国民生活基礎調査の中で、最新(平成25年度)の「自覚症状の状況」についてお話しさせて頂きます。

有訴者(ゆうそしゃ)という言葉があり、これは「調査対象者(入院者を除く)のうち、病気やケガなどで自覚症状のある者」のことをいいます。

その男性、女性の有訴者の確率(有訴者率)を出した平成25年度の結果は・・・

【男 性】

1位:
2位:肩こり
3位:鼻がつまる・鼻汁が出る
4位:せきやたんが出る
5位:手足の関節が痛む

【女 性】

1位:肩こり
2位:
3位:手足の関節が痛む
4位:体がだるい
5位:

上記の太字で黒く書いてある部分は、当院での適応の症状になります(女性4位の「体がだるい」は、病院の検査で異常がなければ適応になります)。

とくに男女とも「腰痛」「肩こり」は上位を占めており、国民病といってもおかしくありません!

運動不足、ストレス、デスクワークでの姿勢、スマートフォンでの操作などが原因ではないかと考えられます。

あくまで私の推測ですが、社会がもの凄く便利になっているために、動くことが少なくなってきたことが要因ではないかと思っており、また、現代社会は“ストレス社会”とも言われるぐらい心理的なストレスも関与していると思われます。

ですので、治療や予防は早めにやっていくことが大事と考えます。

参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

腰痛・坐骨神経痛にお悩みの方はこちら

脚のつけ根の痛み(鼠径部痛症候群)

2018.06.14 | Category: スポーツでのケガ

脚のつけ根(股関節)の痛みの鼠径部痛症候群(そけいぶつうしょうこうぐん)は、グロインペイン症候群ともいわれ、ランニングや起き上がり、キック動作などお腹に力を入れたときに鼠径部やその周辺に痛みが生じるものです。

サッカー選手に多くみられ、一度なると治りにくいのが特徴です。

体幹から股関節の周辺の筋肉や関節の柔軟性(可動性)の低下による拘縮(こうしゅく ※硬くなること)や骨盤を支える筋力(安定性)低下による不安定性、体幹と脚の動きが効果的に連動すること(協調性)ができず不自然な使い方によって、これらの機能が低下し、痛みと機能障害の悪循環が生じ、症状が慢性化していくものです。

何らかの原因で柔軟性(じゅうなんせい)・安定性(あんていせい)・協調性(きょうちょうせい)に問題が生じたまま、無理にプレーを続けると、体幹から股関節周辺の機能的な障害が生じやすくなります。

また、片足で立ってキックを多くするサッカーの動作そのものが発症の誘因にもなります。

当院での治療は、体の状態をしっかりと評価し、体幹・股関節の柔軟性・安定性・協調性を出すために、手技治療や運動療法などで改善を目指していきます。

また、再発しないための予防もしっかりと行っていきます。

鼠径部痛症候群は、長期にわたっての治療が必要になることが多いので、根気が必要になります。

ですので、諦めず治療をしていきましょう!

参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

腰痛・坐骨神経痛にお悩みの方はこちら

PTSD(心的外傷後ストレス障害)

2018.06.13 | Category: 心の病気

PTSD(心的外傷後ストレス障害 しんてきがいしょうごすとれすしょうがい)は、もの凄くショックな体験、強い精神的ストレスが心のダメージとなり、時間が経過しても、その経験に対して強い恐怖を感じるもので、震災などの自然災害、火事、事故、暴力や犯罪被害など「トラウマ(外傷)」が原因で起こるといわれております。

突然に怖い体験を思い出す、不安や緊張が続く、パニック発作、めまいや頭痛がある、眠れないといった症状などが出てきます。

とてもつらい体験によって、誰でも眠れなくなったり食欲がなくなったりするものですが、それが何ヶ月も続くときは、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の可能性があります。

ストレスとなる出来事を経験してから数週間、ときには何年もたってから症状が出ることもあります。

突然ですが、PTSD(心的外傷後ストレス障害)のチェックをしてみましょう。

以下の項目に当てはまるかどうかチェックをしてみてください↓

・「恐ろしい出来事が再び起きるような気がする」この気分は、何の兆し(きざし)もなく突然やってくる?

・恐ろしい出来事にビクビクするような記憶があったりその悪夢を見たりする?

・その出来事を思い出させるような場所は避ける?

・何かが突然起こるとぎくりとしたり、怒る?

・人を信用できず、打ち解けることがなかなかできない?

・すぐに怒る?

・他人は死んだのに自分は生きていて引け目を感じる?

・夜眠れなかったり、筋肉が硬直したりする?

皆さんは、上記の項目いくつ当てはまりましたか?

項目が多ければ多く当てはまるほど、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の可能性が高くなります。

その場合は、一度、専門の医療機関(心療内科・精神科)の受診をおすすめ致します!

PTSD(心的外傷後ストレス障害)の一般的な治療は、「心の傷の回復と辛い症状の軽減」基本となります。

心の傷の回復には、トラウマとなった場面をあえてイメージしたり、これまで避けていた記憶を呼び起こすきっかけに、あえて身を置くようにする治療や、考え方やこだわりを見直して別の視点で物事を考えるように導くようにする治療、眼を動かしながらトラウマとなった経験を思い出す治療、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の人が数名で自分の悩みを語るグループ治療など、様々な方法で行っていきます。

辛い症状には、お薬が処方されます。

眠れない時は「睡眠薬」、不安が強い時は「抗不安薬」、うつ状態がある時は「抗うつ薬」など、その辛い症状に合わせて処方されます。

当院でPTSD(心的外傷後ストレス障害)をお持ちの患者様は、交通事故での怖い体験で発症している方がほとんどです。

車に乗ると、その交通事故の怖い体験を思い出して、パニック発作を起こしたり、あるいはめまいや頭痛の症状が出たりしています。

心療内科に通院しながら、交通事故で傷めた身体に対する治療は当院で行い、併用している方がほとんどです。

自覚症状があってもPTSD(心的外傷後ストレス障害)だと気づかないことも多くありますので、早期に発見し、早期治療をしていくことが大事です。

参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

腰痛・坐骨神経痛にお悩みの方はこちら

肩こりはマッサージで改善できる?

2018.06.12 | Category: 肩こり

肩こりでリラクゼーション施設に行き、マッサージして頂くことがあると思います。

マッサージして楽になることもあると思いますが、はたして完全に肩こりは取れているのでしょうか・・・?

おそらくは、その時あるいは次の日~2日間ぐらいは楽になって、また肩こりが戻ることが多いのではないでしょうか?

症状の感じ方は人それぞれで、張り感、こり感、だるさ、重い、痛みなどの症状の総称を「肩こり」といいます。

つまり、首・肩まわりの筋肉が原因で肩こりが起こります。

なかには、自覚症状がなく筋肉だけが硬いという人もおられますが、自覚症状がなければ肩こりとはいえません!

肩こりのほとんどの人は不良姿勢が問題なことが多く(猫背、顔が胴体より前に突になっている姿勢など)、筋肉だけをほぐしても不良姿勢を改善しなければ意味がありません!

不良姿勢の問題には、肩甲骨の動きが硬い、背骨・肋骨の動きが硬い、頚椎の動き硬い、自律神経のアンバランス、運動不足などが考えられます。

したがって当院では、何が問題となっているのか?まずはカウンセリング(問診)と身体の評価(検査)をして、肩こりの問題解決を目指していきます!

そして、必要な治療を選択して、筋肉トリガーポイントほぐし、筋肉のストレッチ、頚椎・背骨の矯正(ポキッとしない矯正です)、当院ならではの肩こり体操などを行っていきます。

しかし、治療よりも大事なことは肩こりが原因となっている生活習慣の改善で、つまり「予防」です!

よくテレビやメディアでいわれている肩こりの予防で結構です。

ただし、間違ったやり方、やり過ぎには注意をしてください!!

また、「自分ではわかっているんだけど・・・」

ということを聞くことがありますが、事情によってはしょうがないこともあります!

しかし、何事もそうだと思いますが、何かをやってみないことには何も始まりません!

できることは、思い出したらでもいいので、是非実行してみてください。

考え方次第です!

参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

腰痛・坐骨神経痛でお悩みの方はこちら

アクセス情報

所在地

〒193-0833
東京都八王子市めじろ台3-37-7 MMビル1F

【交通】
・京王高尾線 「めじろ台駅」 徒歩5分
・めじろ台方面バス停留所 「めじろ台南」 下車目の前

ご予約について

当院に初めてご来院されるご新規の方、自費治療の方のみ予約可能です。

駐車場のご案内

当院駐車場2台と近隣の駐車場2台(計4台)
※詳しくはお問い合わせください