- Blog記事一覧 -関節リウマチと手の変形性関節症

関節リウマチと手の変形性関節症

2018.06.09 | Category:

当院に「手の指の関節の痛みと腫れ(はれ)」でご来院されるご高齢の患者様からよく聞かれることなのですが、「これはリウマチですか?」という質問が多くあります。

これについてお話しさせて頂きます。

「手の指の関節の痛みと腫れ」は、ぶつけた・つき指したなどの外傷性(がいしょうせい)の原因がない場合、“関節リウマチ手指の変形性関節症(へんけいせいかんせつしょう)というものを考えることが多いです。

まずは、この2つの疾患についてお話しさせて頂きます。

関節リウマチとは、「免疫の異常によって、無意識な状況で関節の膜に起きた炎症が周囲に広がっていき変形などの症状を起こす原因不明の病気」です。

手指の変形性関節症とは、「原因不明といわれることもありますが、一般的に関節にかかるっ負担や関節の使い過ぎよって、関節軟骨(かんせつなんこつ 関節のクッション)が傷んで変形し、進行することもあれば現状維持で終わる病気」です。

手の指の変形性関節症の代表的なものとしては、指の第1関節に起きるへバーデン結節と指の第2関節に起きるブシャール結節です(遺伝が原因ともいわれております)。

 

へバーデン結節・ブシャール結節についてはこちら

 

この2つの違いから関節リウマチと変形性関節症どちらが怖いかといいますと、自己免疫疾患(膠原病(こうげんびょう))である関節リウマチの方が当然怖いです!

さて、ここからが本題になります。

手の指の変形の原因である「関節リウマチ」である可能性が低いものとしては・・・

・指の第1関節の変形(腫れ)だけの場合
・指の第2関節の1カ所だけの変形(腫れ)の場合
・病院での血液検査で「リウマチ因子」が陰性(いんせい)の場合

この上記の3つは関節リウマチではない確率が高くなります。

関節リウマチは多関節炎(たかんせつえん)といって、2カ所以上の関節炎が起きる病気(へバーデン結節の場合は話しは別ですが)ですので、1カ所での関節炎の場合は可能性が低くなります。

とはいうものの、医学には100%というものは存在しませんので、そこは頭に入れて頂ければと思います。

ちなみに、関節リウマチの典型的な手の変形は以下の図のようになります。

確実に関節リウマチであることを知りたい場合は、医療機関(整形外科、リウマチ内科、アレルギー・膠原病科など)の受診をおすすめ致します。

手指の変形性関節症の場合は、当院での治療は可能です。

参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

腰痛・坐骨神経痛にお悩みの方はこちら


アクセス情報

所在地

〒193-0833
東京都八王子市めじろ台3-37-7 MMビル1F

【交通】
・京王高尾線 「めじろ台駅」 徒歩5分
・めじろ台方面バス停留所 「めじろ台南」 下車目の前

ご予約について

当院に初めてご来院されるご新規の方、自費治療の方のみ予約可能です。

駐車場のご案内

当院駐車場2台と近隣の駐車場2台(計4台)
※詳しくはお問い合わせください