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豆知識の記事一覧

枕は高い方がよい?低い方がよい?

2018.07.03 | Category: 豆知識

肩こりがある人、首の寝違えをよく起こす人、首が原因で腕がしびれる人、頚椎ヘルニアと整形外科で言われた人、このようなま患者様に「枕は高い方がよいのか?低い方がよいのか?」という質問があります。

どのような枕がその人にとってよいのかは、非常に難しい問題になります。

まずは、下記のイラストをご覧ください。

この3つの寝ている体勢の中で、どれが一番よい枕の高さだと思いますか?

正解はこちらになります。

これはイラストなのでイメージでしかありませんが、正しい枕の高さは一番上の寝ている姿勢になります。

これが正しい理由は、頚椎のカーブ(首の骨のカーブ)が理想的にリラックスできるポジションにあるからです。

しかし、理想は寝やすい枕が一番で、上記の正しい枕の高さのポジションが必ずしも寝やすいとは限りません。

寝やすい枕というのは、寝返りがしやすく睡眠の質がよい枕がよいということがいえます。

したがって、枕をしないで寝ることは寝返りが困難になる恐れがあるので、注意が必要です。

ただ、首に障害がある場合は(首のヘルニア、頚椎症など)、枕の高さによっては首の痛み、手のしびれが強くなることがあります。

例えば頚椎症(けいついしょう)の場合、首を反らすと頚椎と頚椎の間から手に走行する神経が通り、そこで圧迫されて血流が悪くなって痛むため、なるべく高い枕がよいことがあります(横向きで寝る場合、首の痛み・手のしびれがでる方を上にして寝るのが症状がでにくくなります)。

世の中にはたくさんの枕が販売されており、枕の種類、硬さ、高さに関しては布団やマットレスと同じで、何がよいかははっきりとした答えはありません。

結論的には、枕を使用してみてどの枕がよいかを決めるしかありません。

人によって首のポジションは様々ですから!

以上です。

参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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熱中症

2018.06.26 | Category: 豆知識

5~9月にかけて「熱中症(ねっちゅうしょう)」が起こりやすいシーズンになります。

熱中症は、ひどいと生命に関わる危険がありますので、基本的なことを知っておく必要がありますので、是非参考にして頂ければと思います。

皆さんは、熱中症の救急搬送は何月に多いと思いますか?

答えは7月です!

梅雨時期や梅雨明けの時期に多いのですが、高温多湿(こうおんたしつ)下の条件で熱中症は起こりやすくなります。

熱中症はなぜ起こるのでしょうか?

そもそも簡単にいいますと、私たちの体の中では常に熱がつくられており(産熱)、この熱を体の外に逃がすこと(放熱)で36~37°℃の体温でバランスよく保たれています。

ところが、風通しが悪い暑い場所にいたり、高温多湿下での運動などにより、この産熱と放熱のバランスが崩れてしまいます。

これが熱中症が起こる仕組みです。

熱中症には以下の4つの種類があります。

・熱失神

・熱けいれん

・熱疲労

・熱射病

1つずつ解説していきます。

熱失神は、皮膚の血管が拡がることにより血圧が下がり、脳への血流が悪くなることで起こります。特徴として、めまい、一時的な脳貧血(失神)、顔が白みをおびる(顔面蒼白)、脈が速くて弱いなどが起こります。

熱けいれんは、汗を多くかき、水だけを補給して血液の塩分の濃度(ナトリウムの濃度)が下がったときに、足や腕などの筋肉が痛みを伴いつります(筋肉のけいれん)。特徴として、筋肉の痛み、手足がつる、筋肉がけいれんなどが起こります。

熱疲労は、汗を多くかき、水分補給が追いつかずに体が脱水状態となり、熱疲労となります。特徴として、全身がだるい・疲労感、吐き気と嘔吐、頭痛、集中力・判断力の低下などが起こります。

熱射病は、体温が上がるため神経の機能に異常を起こし、意識障害や最悪の場合ショック状態となります。特徴としては、高体温、意識障害、ふらつきなどが起こります。

熱中症で大事なことは予防が非常に大事です。

その予防は、水分をしっかり補給することは皆さんも聞くことと思います。

しかし、ただ水分を補給するだけではよいというものではなく、「糖質+塩分」を含んだ栄養素の水分を補給する必要があります。

すなわち、私たちの体は約60%が水でできており、この水が0.9%の塩分濃度で私たちの体の水となっており、それと同じ成分の水分を補給するということになります。

そして、なぜそこで糖質が必要なのでしょうか?

糖質を摂取することで、「水+塩分」の体内への吸収が高まるためだからです。

それがORS(経口補水液)といわれるものです(点滴でよく使われます)。

市販で販売されているORS(経口補水液)は、「OS‐1(オーエスワン)」というもので薬局に販売されていることが多いです。

少し高くて甘い飲み物ですが、これが熱中症予防には最適です。

ただし、気をつけないといけないのはがぶ飲みで、がぶ飲みはペットボトル症候群になる危険性もあるので気をつけてください。

ペットボトル症候群についてはこちら

熱中症に気をつけないといけないのは、子どもと高齢者です。

とくにご高齢の方は、喉が渇く感覚が鈍くなっていることが多いので、水分補給をしない傾向があります。

そういった意味では、こまめにOS‐1(オーエスワン)を少量に補給することをおすすめします。

以上です。

熱中症には十分にお気をつけください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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高血圧

2018.06.19 | Category: 豆知識

日本の成人の3人に1人が発症されている「高血圧」は、生活習慣病のひとつとなります。

成人男性の約45%、成人女性の約35%が高血圧になっており、年齢とともに罹患率(りかんりつ)は上昇しています。

高血圧そのものには自覚症状がありませんが、心臓・血管の病気の危険因子となり、最悪の場合は生命の危険な状態になることもありますので、しっかり高血圧についての知識を身につけましょう!

高血圧とは、「複数回の各来院時に座って測定された血圧が、常に最高血圧(上)140以上、あるいは最低血圧(下)90以上である状態」とされています。

血圧には下記の表のように分類というものがあります。

皆さんの血圧の状態は、上記の表のどこに当てはまりましたか?

ちなみにⅠ度・Ⅱ度・Ⅲ度高血圧とありますが、重症度を表してます。

もちろん、Ⅲ度になると重症高血圧ということになります。

高血圧には、大きく分けて本態性高血圧(ほんたいせいこうけつあつ)二次性高血圧(にじせいこうけつあつ)の2つがあります。

本態性高血圧は、原因がない高血圧のことで、二次性高血圧は、何らかの原因がある高血圧(病気が原因の高血圧)のことです。

日本人の高血圧の約90%は、本態性高血圧です!

高血圧の仕組みについてお話しします。

血圧は、体内の血管内に「血液を送るための圧力」「血管内の血液の流れやすさ」で決まります。

圧力を生み出す心臓のポンプ作用は「心拍出量(しんはくしゅつりょう)」と呼ばれ、動脈の血液の流れやすさは「末梢血管抵抗(まっしょうけっかんていこう)」と呼ばれます。

すなわち・・・

「血圧 心拍出量 × 末梢血管抵抗」

とあらわすことができ、血圧が高い状態とは、「心拍出量の増加」「末梢血管抵抗の増加」あるいはその両方が同時に起こることをいいます。

本態性高血圧の多くは、末梢血管抵抗の増加の傾向が多くみられるといわれており、これは、動脈硬化によって血管が細い状態になっていたり、血液がドロドロな状態となり流れにくくなってしまっていることなどが病態としてあげられています。

また、塩分の摂りすぎは高血圧の原因と聞いたことがあると思います。

これは、食塩にはナトリウムが含まれますが、ナトリウムは人間の体を維持するうえで重要な栄養素であり、常に一定量(0.9%)が体内を循環するように血液中の含有量と血圧が調整されています。

この調整を行っている器官が腎臓です。

腎臓は、血液の浄化の役割を持ち、血液中から水と老廃物を取り除きますが、過剰に水やナトリウムなどを排泄しないように、体内に再吸収する機能が備わっています。

腎臓が血圧の低下を感知すると、体内に水やナトリウムが不足していると判断し、排泄しようとしていた水やナトリウムを体内に再吸収するよう働くのですが、この機能が過剰に働いてしまうことが、本態性高血圧の原因のひとつに挙げられています。

つまり、体内へ過剰に摂取された塩分(ナトリウム)を適切に排泄できない状態となり、ナトリウムと水が体内に過剰となり、高血圧を引き起こすというわけです。

少々難しいお話しですが、結果、高血圧では、塩分制限をしなくてはいけない理由(尿量を増やすという理由も同じです)になります。

高血圧の原因として遺伝的要因(両親が高血圧)というものがありますが、「遺伝的要因+生活習慣」が合わさって高血圧になることが多いそうです。

遺伝的要因はどうすることができないのでお話ししませんが、生活習慣の改善はできることですので、お話しさせて頂きます。

高血圧の治療の基本は、生活習慣の改善になります。

では、どのように生活習慣の改善方法が良いかといいますと、最新の2014年高血圧診療ガイドラインでは・・・

・塩分の摂取を控える(16g以下)
・禁 煙
・アルコール摂取量の制限(130mℓ以下):ビール(720mℓ以下)、ワイン(300mℓ以下)、日本酒(男性1合、女性0.5合以下)、女性および体重の少ない男性は半分まで
・野菜・果物をしっかり摂取:腎臓の病気・肥満がある人は✖
・肥満の改善:BMIが25以下
・高脂血症の予防:コレステロール・飽和脂肪酸(ほうわしぼうさん)の摂取の制限をし、魚を積極的に摂る
・有酸素運動(ゆうさんそうんどう):毎日30~45分、早足の散歩・ジョギング・水泳などを行う(心臓・血管に病気がある人では✖)

が高血圧での生活習慣の改善方法になります。

また、病院での高血圧の治療はお薬になります。

高血圧のお薬の基本は、こちらも最新の2014年高血圧診療ガイドラインでは・・・

初診時に血圧が高い場合、日を変えて改めて血圧検査を行います(血圧は変動するため)。

並行して血圧のレベル、臓器の障害、合併症の危険因子を確認し、心臓・血管の病気のリスクを総合的に判断します。

初診時の血圧が最高血圧140159/最低血圧9099で、他の臓器の障害や合併症がみられない患者様を低リスク患者と分類します。

この場合は、食事や運動などの生活習慣の修正を行い、3ヶ月以内に血圧を再測定し、この間に血圧が正常値にもどることもありますが、最高血圧140/最低血圧90未満に下がらない場合は、3ヶ月以内にお薬の開始を考慮します。

初診時の血圧が最高血圧160/最低血圧100以上の場合(中等度のリスク)、1ヶ月以内に血圧が下がらない場合は、お薬の開始を考慮し、最高血圧180/最低血圧110以上の重症高血圧の場合(高リスク)は、直ちにお薬を開始します。

といったことになります。

ですので、まずは病院の先生に相談をして頂くことをおすすめします。

高血圧になると、心筋梗塞(しんきんこうそく)・脳梗塞(のうこうそく)・脳出血(のうしゅっけつ)・腎不全(じんふぜん)などの恐い病気になるリスクが高まりますので、しっかり治療・予防をしていく事が大事です。

高血圧は自覚症状がないだけに、怖い病気でもあります!

決して、放って置かないようにしてください!

参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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国民生活基礎調査(自覚症状の状況)

2018.06.15 | Category: 豆知識

国民生活基礎調査とは、厚生労働省が3年ごとに実施される、保健、医療、福祉、年金、所得など、国民生活の基礎的事項を調査し、厚生労働行政の企画及び運営に必要な基礎資料を得るとともに、各種調査の調査客体を抽出するための親標本を設定することを目的としている調査です。

その国民生活基礎調査の中で、最新(平成25年度)の「自覚症状の状況」についてお話しさせて頂きます。

有訴者(ゆうそしゃ)という言葉があり、これは「調査対象者(入院者を除く)のうち、病気やケガなどで自覚症状のある者」のことをいいます。

その男性、女性の有訴者の確率(有訴者率)を出した平成25年度の結果は・・・

【男 性】

1位:
2位:肩こり
3位:鼻がつまる・鼻汁が出る
4位:せきやたんが出る
5位:手足の関節が痛む

【女 性】

1位:肩こり
2位:
3位:手足の関節が痛む
4位:体がだるい
5位:

上記の太字で黒く書いてある部分は、当院での適応の症状になります(女性4位の「体がだるい」は、病院の検査で異常がなければ適応になります)。

とくに男女とも「腰痛」「肩こり」は上位を占めており、国民病といってもおかしくありません!

運動不足、ストレス、デスクワークでの姿勢、スマートフォンでの操作などが原因ではないかと考えられます。

あくまで私の推測ですが、社会がもの凄く便利になっているために、動くことが少なくなってきたことが要因ではないかと思っており、また、現代社会は“ストレス社会”とも言われるぐらい心理的なストレスも関与していると思われます。

ですので、治療や予防は早めにやっていくことが大事と考えます。

参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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骨の圧電現象

2018.06.07 | Category: 豆知識

圧電現象(あつでんげんしょう)とは、1880年にフランスのキューリー兄弟により発見された、水晶などの結晶材料に圧が加わることによって電荷(でんか)が発生する現象のことをいいます。

この圧電現象は、水晶だけでなく様々な物質にもみられ、人間の骨にも起こるという事を1952年に保田 岩夫(やすだ いわお)先生という方が発見しました。

人間の骨における圧電現象とは・・・

例えば、曲がった骨に体重などの外力が加わると、その曲がった骨の凹側にはより強い負荷がかかり、凸側にはあまり負荷がかからない状態になります。

すると、曲がった骨の凹側にはマイナスの電気の反応が、凸側にはプラスの電気の反応が生じます。

そして、そのマイナス側(曲がった骨の凹側)には骨芽細胞(こつがさいぼう)という”新しい骨の細胞を作っていくもの”が、プラス側(曲がった骨の凸側)には破骨細胞(はこつさいぼう)という”古い骨の細胞を破壊して吸収していくもの”が集まることになります。

その結果として・・・

曲がった骨の凹側は骨の形成が促進され、凸側は骨の吸収が促進されていきます。

それが繰り返されることで、骨は真っ直ぐな状態になっていくというものです。

圧電現象で何が言いたいかといいますと・・・

骨が「真っ直ぐになる」ための圧電現象ですが、猫背などの不良姿勢や老化などの変形になりますと、荷重の多いほうに骨棘(こつきょく)といわれる骨にトゲができる状態が進み、病的な現象になってしまいます。

また、筋肉の膜(筋膜)や骨の膜(骨膜)などに含まれる「コラーゲン線維」などによくみられ、コラーゲンが歪むと電気的なバランスが崩れて電気が生じると考えられており、コラーゲンを多く含む筋膜が硬くなると、関節を動かす筋肉の活動が害されるとともに、血流の低下で神経が過敏になり、ほんの少しの筋膜への引っ張る力の変化で痛みが起きやすくなります。

それは手技での治療で筋膜の状態を整えることにより解消されていきます。

さらに圧電現象で大事なことは・・・

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)という「骨の量が減って骨がもろくて弱くなる病気」があるご高齢の方、あるいは骨粗鬆症を予防したいと考えている方は、骨を強くするためにはカルシウムとビタミンDだけの栄養を摂取しているだけでは効果が少ないです!

さらに骨に栄養を与えるためには、まさしく圧電現象です!

重力下で歩いたり(ウォ-キング)、軽く走ったりする(ジョギング)ことで、骨に圧がかかり栄養がいきやすくなることで、カルシウムの吸収率が上がります。

それにより、骨が強くなっていくということになります。

そして、骨は3~5年で細胞が入れかわるので、今からしっかり運動をして予防していきましょう!

参考にして頂ければと思います。

 

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