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骨折の記事一覧

あばらの痛み(肋骨骨折)

2018.06.11 | Category: 骨折

あばらの痛みの代表的な「肋骨骨折(ろっこつこっせつ)」についてお話しさせて頂きます。

肋骨は、外力を受けやすいため骨折が起こりやすくなります。

閉経を過ぎた女性では、骨粗しょう症(こつそしょうしょう)を起こしていることが多いので、軽い外力、激しい咳でも骨折することがあります。

幼少期の肋骨は弾力性があるため、骨折することはまれです。

肋骨骨折のほとんどは、肋骨を前後・左右方向から強くぶつけた時に起こります。

また、高齢で骨粗しょう症の進行した人では、過激な筋肉の収縮(咳・くしゃみ)で起こることもあります。

ゴルフのスイングで肋骨を疲労骨折(ひろうこっせつ)することもあります。

典型的な肋骨骨折ですと、肋骨をぶつけたその場所は骨折することは少なく、ぶつけた場所から少し離れた場所を骨折することが多いです。

例えば、肋骨を前後方向からぶつけた時は肋骨の横を骨折し、左右方向からぶつけた時は肋骨の前を骨折することが多いです。

肋骨骨折の症状は・・・

・痛みのある肋骨の部位を押すと痛い(限局性圧痛)
・深呼吸で息を吸った時に痛みが強くなる(深呼吸痛)
・肋骨を前後・左右に圧迫した時に圧迫していない場所に痛みが出る(介達痛)
・寝ていての起き上がり・寝返りが痛みのため困難

が代表的になります。

基本的な治療は、バストバンド(下記の写真を参照)という固定バンドを骨折部が再生または痛みが消失するまで行い、ロキソニン(痛み止めの薬)と胃薬で対応することが多いです。

絶対にやってはいけないのはマッサージです!

マッサージを受けると骨折部がより刺激をされて悪化をしますので、絶対に受けないようにしてください。

負傷して肋骨骨折に似た症状があって「負傷した当日あるいは、翌日に整形外科でレントゲン検査をして骨に異常がなかった」ケースの場合です。

このケースの場合、レントゲン検査で骨に異常がなくても肋骨骨折はないとはいえません。

なぜなら肋骨骨折の場合、負傷してから12週間ぐらいはレントゲン検査を行っても、レントゲンに骨折線が写らないことが多いからです!

そういったケースでは、見逃されることもありますのでご注意ください。

参考にして頂ければと思います。

 

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いつのまにか骨折

2018.05.27 | Category: 骨折

テレビやメディアでも取り上げられている「いつのまにか骨折」についてお話しさせて頂きます。

名前の通り「気がついたら骨が折れていた」というもので、背骨の骨折(椎体の圧迫骨折)のことをいいます。

いつのまにか骨折が起きる要因は、骨の量の度合いにもよりますが、「骨粗しょう症」をお持ちの方です。

骨粗しょう症があるかどうかは、病院(クリニック)での骨密度を測定してわかります。

しかし実際は、骨粗しょう症自体に自覚症状がないため、骨密度の測定をしていない人が、背骨の骨折を起こして初めて骨粗しょう症がみつかるということが多いです。

ちなみに当院では、今まで5名の患者様が「いつのまにか骨折」で、「荷物を持ち上げた時にぎっくり腰になった」ということで来院されました。

      骨密度の測定

骨粗しょう症は、一般的に「骨がスカスカになる病気」と聞いたことがあると思います。

骨がスカスカになりますと、荷物を持ち上げる、尻もちをつくなどちょっとしたことで背骨がつぶれてしまいます(椎体の圧迫骨折)

とくに女性の方は、60歳から骨粗しょう症になる割合が急激に増えていきます(最近では、年齢が早まっているといわれてます)。

なぜなら、骨の新陳代謝(しんちんたいしゃ)に女性ホルモンが大きくかかわっており、女性の骨の量は閉経をむかえると減りはじめ、加齢とともに減少が進みます。

したがって、女性は誰もが骨粗しょう症になる危険性を持っているのです。

骨粗しょう症によって骨がスカスカになると、自分の体重に背骨が耐え切れなくなって、気づかないうちに背骨がつぶれて「いつのまにか骨折」をしてしまうというわけです。

このような症状は、骨粗しょう症による骨折のサインの可能性があります↓

・最近、背中が曲がってきた

・背が縮んだ気がする

・腰が痛い

とくに65歳以上で上記の症状がある方は、一度整形外科での受診をすることをおすすめします。

いつのまにか骨折を予防するためには、骨粗しょう症を予防する必要があります。

・カルシウムを多く含む食事の摂取

・適度な運動

・骨粗しょう症での薬の治療

の3つが中心となります。

しっかりと予防をしていきましょう!

参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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