- Blog記事一覧 - 2018 5月の記事一覧

2018 5月の記事一覧

痛みのピーク時間

2018.05.30 | Category: 痛み

人間には、自然に治そうとする力(自然治癒力)があります。

とくに急性の痛みは、そこが危険ということを知らせてくれる警告信号(アラームサイン)で、基本的に問題がなければ徐々に痛みが治まってきます(慢性の痛みは別です)。

その中で、痛みにはピーク時間などの痛みの回復をみる「痛みの回復曲線(かいふくきょくせん)」というグラフ曲線があります。

グラフで痛みの回復曲線を説明すると難しくなるので、ここでは省略させて頂き結論を説明します。

整骨院の急性の痛みで非常に来院の多い「急性腰痛(ぎっくり腰)」を例にお話しさせて頂きます。

急性腰痛(ぎっくり腰)の状態によっても変わってきますが、一般的に急性腰痛(ぎっくり腰)の痛みの回復曲線は・・・

 

 放って置いた場合、30歳以下では24時間後(負傷してから翌日)に痛みがピークになります。

 放って置いた場合、40歳以上では48時間後(負傷してから2日)に痛みがピークになります。

③ 放って置いた場合、30歳代では①、②のどちらかになります。

 

この結果から何が言いたいかといいますと・・・

例えば②の場合、急性腰痛(ぎっくり腰)を起こして当日に整骨院に来院したとします。

痛みのピーク時間が負傷してから2日ですので、その当日に治療をしますと翌日にかえって痛みが増してしまう可能性があります(腰痛の状態、施術内容によっても変わりますが)。

この場合基本的には、負傷してから2日後に施術することが望ましいといえます。

急性腰痛(ぎっくり腰)にかかわらず、首の寝ちがえ・捻挫(ねんざ)・打撲(だぼく)・肉離れなどの急性の痛みも同じことがいえます(これも施術内容にもよりますが)。

良くしたいと思って、すぐ施術をしてしまうとマイナス効果になってしまうこともありますので、参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

腰痛・坐骨神経痛の症状でお悩みの方はこちら

真皮・筋膜・関節包

2018.05.29 | Category: 痛み

私たち人間の痛みは、「痛みのセンサー(痛みの受容器)」が刺激されて「痛みの神経の経路(末梢神経~脊髄視床路)」を伝わり「脳(大脳の中心後回にある感覚野)」で感じます。

その「痛みのセンサー(痛みの受容器)」がある場所は、コラーゲン線維が多く存在するところにあります。

そのコラーゲン線維が多く存在する組織は、皮膚にある真皮(しんぴ)・筋肉にある筋膜(きんまく)・関節にある関節包(かんせつほう)になります。

      真皮(しんぴ)

      筋膜(きんまく)

    関節包(かんせつほう)

すなわち・・・

・いわゆる皮膚の痛み = 真皮の痛み
・いわゆる筋肉の痛み = 筋膜の痛み
・いわゆる関節の痛み = 関節包の痛み

となります。

痛みのセンサー(痛みの受容器)が刺激されて痛みが起こるのはお分かり頂いたと思いますが、ではどういった時に痛みのセンサー(痛みの受容器)が刺激されるのでしょうか?

それは・・・

痛みのセンサー(痛みの受容器)に「酸素が行かなくなる」あるいは「酸素が少なくなる」とセンサーが感知し刺激されます。

つまり「酸素が行かなくなる」ということは言い換えると、「血流が悪くなる」ということになります。

つまり、痛みのセンサー(痛みの受容器)が多く存在する「真皮・筋膜・関節包」に何らかの方法で、血流を良くし酸素を行きやすくする状況をつくるということになります。

それは、治療もそうですし運動もそうです。

したがって、運動不足はよくありません!(急性のケガの損傷以外)

有酸素運動(酸素を必要とする運動)という言葉があります。

有酸素運動の代表的なものは「ウォーキング」で、まずは歩くことから是非始めてください。

例えば、車の生活ばかりではなく、歩くことを習慣にして癖をつけていくのがいいでしょう。

当院で具体的に真皮・筋膜・関節包の施術アプローチはどういった事をするかといいますと・・・

・真皮  キネシオテーピング、スパイラルテーピング、スキンロール(皮膚つまみ)など
・筋膜  トリガーポイントほぐし、筋膜リリース、ストレッチ、鍼施術など
・関節包  AKA-IM療法(関節包内矯正)、カイロ矯正、ソフトカイロ、関節モビライゼーションなど

などになります。

参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

腰痛・坐骨神経痛の症状でお悩みの方はこちら

骨盤の歪みパターン

2018.05.28 | Category: 身体の歪み

骨盤の歪みが気になって、整体・カイロプラクティックなどに来院される方が多いと思います。

骨盤の歪みには、いろいろのパターンがあります。

骨盤のねじれ、骨盤のかたむき、骨盤の広がり、骨盤の前傾(ぜんけい)、後傾(こうけい)です(下記のイラスト参照)。

しかし、多くの方の場合、骨盤の歪むパターンがあります。

立った状態で後ろ(背中)から身体を観察した時に、「左の骨盤が上がって・右の骨盤が下がって」いることが多いです。

つまり専門的にいいますと、「左の骨盤がAS(前上方に歪み)・右の骨盤がPI(後下方に歪み)」の骨盤の歪みパターンです(下記のイラストの骨盤の部分をご覧ください)。

これは、ラテラリゼーション(一側優位性)といって、社会が「右利き」用にシステムが成り立っているためで、それに伴い、上記のような左右差が出てしまうというわけです(左利きの人も上記のイラストのような歪みになりやすい)。

したがって、骨盤の矯正は・・・

 左の骨盤が前上方に歪んでいるため「後下方」に骨盤矯正
 右の骨盤が後下方に歪んでいるため「前上方」に骨盤矯正

を行っていきます。

骨盤の矯正法は、骨盤で唯一の関節である「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」を矯正していき、刺激の強さはソフトですので、全く痛みは感じません!

また、逆子や産後の骨盤矯正におすすめな矯正法です。

参考にして頂ければと思います。

 

腰痛・坐骨神経痛の症状でお悩みの方はこちら

いつのまにか骨折

2018.05.27 | Category: 骨折

テレビやメディアでも取り上げられている「いつのまにか骨折」についてお話しさせて頂きます。

名前の通り「気がついたら骨が折れていた」というもので、背骨の骨折(椎体の圧迫骨折)のことをいいます。

いつのまにか骨折が起きる要因は、骨の量の度合いにもよりますが、「骨粗しょう症」をお持ちの方です。

骨粗しょう症があるかどうかは、病院(クリニック)での骨密度を測定してわかります。

しかし実際は、骨粗しょう症自体に自覚症状がないため、骨密度の測定をしていない人が、背骨の骨折を起こして初めて骨粗しょう症がみつかるということが多いです。

ちなみに当院では、今まで5名の患者様が「いつのまにか骨折」で、「荷物を持ち上げた時にぎっくり腰になった」ということで来院されました。

      骨密度の測定

骨粗しょう症は、一般的に「骨がスカスカになる病気」と聞いたことがあると思います。

骨がスカスカになりますと、荷物を持ち上げる、尻もちをつくなどちょっとしたことで背骨がつぶれてしまいます(椎体の圧迫骨折)

とくに女性の方は、60歳から骨粗しょう症になる割合が急激に増えていきます(最近では、年齢が早まっているといわれてます)。

なぜなら、骨の新陳代謝(しんちんたいしゃ)に女性ホルモンが大きくかかわっており、女性の骨の量は閉経をむかえると減りはじめ、加齢とともに減少が進みます。

したがって、女性は誰もが骨粗しょう症になる危険性を持っているのです。

骨粗しょう症によって骨がスカスカになると、自分の体重に背骨が耐え切れなくなって、気づかないうちに背骨がつぶれて「いつのまにか骨折」をしてしまうというわけです。

このような症状は、骨粗しょう症による骨折のサインの可能性があります↓

・最近、背中が曲がってきた

・背が縮んだ気がする

・腰が痛い

とくに65歳以上で上記の症状がある方は、一度整形外科での受診をすることをおすすめします。

いつのまにか骨折を予防するためには、骨粗しょう症を予防する必要があります。

・カルシウムを多く含む食事の摂取

・適度な運動

・骨粗しょう症でのお薬

の3つが中心となります。

しっかりと予防をしていきましょう!

参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

腰痛・坐骨神経痛の症状でお悩みの方はこちら

ダーツでの肘の障害

2018.05.26 | Category: スポーツでのケガ

ダーツでの障害は、オーバーユース(投げ過ぎ)での障害がほとんどになります。

その中で代表的な「肘(ダーツ肘ともいうこともあります)」になります。

ダーツでの肘の代表的な障害として・・・

・肘周りの筋肉の障害(腕橈骨筋・上腕二頭筋・円回内筋・他の前腕(ぜんわん)の筋群)
・上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん ゴルフ肘・野球肘)
・上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん テニス肘)
・肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)
・肘頭窩インピンジメント(ちゅうとうかいんぴんじめんと)

があります。まずは、下記のダーツの投げ方の図をご覧ください↓

投げ方をご覧頂いて、各肘の障害についてお話しさせて頂きます。

 

【肘周りの筋肉の障害(腕橈骨筋・上腕二頭筋・円回内筋・他の前腕(ぜんわん)の筋群)】

・ 投げる時の力の加減や筋肉疲労が問題のことが多いです。
・ とくに力の加減は、いわゆる「力が入り過ぎる」ことが多く筋肉痛の原因です。
・ 肘の前にある筋肉(上腕二頭筋、円回内筋など)の緊張が強くなると「肘が伸びづらくなる」といったことが起こります。
・ 対処法は、毎日のストレッチ・投げる回数・頻度を抑えることです。

前腕の屈筋群・上腕二頭筋のストレッチ方法

 

【上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)】

・ 手の平を上にして、肘の内側にある骨の突起を“上腕骨内側上顆”といい、前腕の前にある筋群(前腕屈筋群といいます)と手の平にある指の筋肉がここに付着します。
・主にダーツでの投げる「リリース→フォロースルー」の動作の時に起こりやすいです(前腕屈筋群を使うための)。
・ 上記の投げる動作の繰り返しにより、筋肉の付着部に炎症が起こり肘の痛みの原因となります。
・ 痛みのあるままダーツを続けてしまうと痛みがなかなか取れづらくなり、また症状が進行すると、肘が曲がったまま伸びにくくなります。
・ 対処法は、肘周りの筋肉の障害と同様です。

 

上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん

・ 手の平を上にして、肘の外側にある骨の突起を“上腕骨外側上顆”といい、前腕の後ろにある筋群(前腕伸筋群といいます)と手の甲にある筋肉がここに付着します。
・ 主にダーツでの投げる「テークバック」の動作に起こりやすいです(前腕伸筋群を使うため)。
・ 上腕骨内側上顆炎同様、上記の投げる動作の繰り返しにより、筋肉の付着部に炎症が起こり肘の痛みの原因となります。
・ 上腕骨内側上顆炎ほど発生頻度は少ないです。
・ 対処法は、肘周りの筋肉の障害と同様です(ストレッチ方法は違うので下記の図を参照ください)。

 前腕の伸筋群のストレッチ方法

 

【肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)】

・ 肘の内側にある上腕骨内側上顆の後ろに尺骨神経(しゃっこつしんけい)という神経が通るトンネルを肘部管(ちゅうぶかん)といいます。この肘部管で尺骨神経が圧迫を繰り返し刺激され症状が出るものが肘部管症候群でする。
・ 肘部管症候群の症状は、主に小指と薬指のしびれ感(ピリピリ感)や麻痺した感覚になります。
・ よく肘の内側を打ちますと、腕から手のほうにかけて電気が走るような痛みが出ることがあります。あれが肘部管を打って尺骨神経が刺激される痛みです。
・ ダーツでの投げる「ユーミング(セットアップ)→テークバック」の時に起こりやすいです(尺骨神経が伸ばされるため)。
・ ダーツの投げる動作の繰り返しにより起こしやすくなります。
・ 対処法は、投げる回数・頻度を抑えることと、症状が出ましたらダーツを休みしましょう。

 

【肘頭窩インピンジメント(ちゅうとうかいんぴんじめんと)】

・ 肘頭窩(ちゅうとうか)とは、肘の後ろにある肘頭というものが肘を完全に伸ばした時にハマる場所のことです(下記の図参照)。肘を曲げた時は肘頭は肘頭窩にハマっていません。
・ ダーツでの投げる「フォロースルー」の際に、肘を完全に伸ばしきった状態になり、肘頭が肘頭窩にハマります。ハマった時に関節の袋(関節包)が繰り返し挟まれることがあり、その結果肘の後ろが痛みます。
・ ダーツでの障害頻度はそんなに多くありません。
・ 対処法は、投げる回数・頻度を抑えることです。

 

以上で主なダーツの肘の障害についてお話しさせて頂きましたが、これはダーツの投げる動作の仕組みを考えた上でのお話しになります。

ダーツをやっている人全てが肘の障害になるという事ではありません。

もしかしたら肘ではなく、肩の障害や背中の障害などを起こすこともあります。

無理のない範囲で障害を起こさないようにダーツを是非楽しんでください。

以上です。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

腰痛・坐骨神経痛の症状でお悩みの方はこちら

アクセス情報

所在地

〒193-0833
東京都八王子市めじろ台3-37-7 MMビル1F

【交通】
・京王高尾線 「めじろ台駅」 徒歩5分
・めじろ台方面バス停留所 「めじろ台南」 下車目の前

ご予約について

当院に初めてご来院されるご新規の方、自費施術の方のみ予約可能です。

駐車場のご案内

当院駐車場2台と近隣の駐車場2台(計4台)
※詳しくはお問い合わせください