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2018 5月の記事一覧

正しい傷口の処置

2018.05.31 | Category: 豆知識

皮膚(ひふ)の火傷(やけど)、切り傷(きりきず)、擦り傷(すりきず)などの傷口は、消毒とバンドエイドで処置をしているのが、家庭では一般的だと思われます。

しかし、実はこの昔から行われていた傷口の「消毒 + バンドエイド」の処置は、正しい処置とはいえません!!

なぜなら・・・

皮膚は必ず傷ついたら再生をする仕組みで「消毒 + バンドエイド」の処置は、傷ついた皮膚の再生(治り)を遅らせてしまうこと、深い傷の場合は痕(あと)が残りやすくなること、消毒をすることで痛みを伴うことが主な理由です。

要するに、傷ついた皮膚を消毒することでバイ菌を殺すことは正しいことなのですが、同時に皮膚の再生に必要な菌(常在菌 じょうざいきん)も殺してしまう結果になり、皮膚の再生(治り)が遅れてしまうわけです(消毒は“しみる”といった痛みも伴います)。

また、バンドエイドは、傷口を乾燥させてしまうと“かさぶた”ができ、皮膚の再生(治り)を遅らせてしまいます。

“かさぶた”が好きで、自分で“かさぶた”をはがすと気持ちいいという人は別ですが・・・(笑)

では近年、傷口はどういった処置が良いのでしょうか?

答えからいいますと「傷口は湿らせる(潤わせる)」ことなんです!

湿潤療法(しつじゅんりょうほう)、うるおい療法とも言われております。

この湿潤療法は、傷口の再生(治り)を早め、傷の痕(あと)が残らない(傷の深さにもよりますが)、しみるといった痛みを伴わないのが特徴になります。

その具体的な方法は・・・

皮膚が傷ついた → 水でキレイに洗う(とくに傷口に泥や砂がある場合は、しっかり水でキレイに流す) → キズパワーパッド(バンドエイド)をする

が家庭でもできる処置になります。

もう一つの方法としては、傷口を水でキレイに流した後に「市販のワセリンをサランラップに塗って、傷口に当てテープで止める」というやり方もあります。

よく湿潤療法をしていると傷口の場所が「水っぽくグチュグチュしてて膿んでいるんじゃないか」と思われますが、あれは浸出液(しんしゅつえき)といって、皮膚が再生する過程で必要になりますので、気にすることは全くありません!

昔から言われている傷口の処置は、現在もまだ行われています。

それは、傷口を湿らせるといった教育や指導(教科書がないため)がされてなく、周りにしんとうされていないためと言われております。

このブログをご覧になられた方々は、ご自分のケガ・お子様のケガなどに是非お役に立て頂ければと思います。

傷口がひどい場合は、専門のお医者さん(外科)に相談してくださいね。

以上です。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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痛みのピーク時間

2018.05.30 | Category: 痛み

人間には、自然に治そうとする力(自然治癒力)があります。

とくに急性の痛みは、そこが危険ということを知らせてくれる警告信号(アラームサイン)で、基本的に問題がなければ徐々に痛みが治まってきます(慢性の痛みは別です)。

その中で、痛みにはピーク時間などの痛みの回復をみる「痛みの回復曲線(かいふくきょくせん)」というグラフ曲線があります。

グラフで痛みの回復曲線を説明すると難しくなるので、ここでは省略させて頂き結論を説明します。

治療院の急性の痛みで非常に来院の多い「急性腰痛(ぎっくり腰)」を例にお話しさせて頂きます。

急性腰痛(ぎっくり腰)の状態によっても変わってきますが、一般的に急性腰痛(ぎっくり腰)の痛みの回復曲線は・・・

 

 放って置いた場合、30歳以下では24時間後(負傷してから翌日)に痛みがピークになります。

 放って置いた場合、40歳以上では48時間後(負傷してから2日)に痛みがピークになります。

③ 放って置いた場合、30歳代では①、②のどちらかになります。

 

この結果から何が言いたいかといいますと・・・

例えば②の場合、急性腰痛(ぎっくり腰)を起こして当日に治療院に来院したとします。

痛みのピーク時間が負傷してから2日ですので、その当日に治療をしますと翌日にかえって痛みが増してしまう可能性があります(腰痛の状態、治療内容によっても変わりますが)。

この場合基本的には、負傷してから2日後に治療することが望ましいといえます。

急性腰痛(ぎっくり腰)にかかわらず、首の寝ちがえ・捻挫(ねんざ)・打撲(だぼく)・肉離れなどの急性の痛みも同じことがいえます(これも治療内容にもよりますが)。

すぐ治したいと思って、すぐ治療をしてしまうとマイナス効果になってしまうこともありますので、参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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真皮・筋膜・関節包

2018.05.29 | Category: 痛み

私たち人間の痛みは、「痛みのセンサー(痛みの受容器)」が刺激されて「痛みの神経の経路(末梢神経~脊髄視床路)」を伝わり「脳(大脳の中心後回にある感覚野)」で感じます。

その「痛みのセンサー(痛みの受容器)」がある場所は、コラーゲン線維が多く存在するところにあります。

そのコラーゲン線維が多く存在する組織は、皮膚にある真皮(しんぴ)・筋肉にある筋膜(きんまく)・関節にある関節包(かんせつほう)になります。

      真皮(しんぴ)

      筋膜(きんまく)

    関節包(かんせつほう)

すなわち・・・

・いわゆる皮膚の痛み = 真皮の痛み
・いわゆる筋肉の痛み = 筋膜の痛み
・いわゆる関節の痛み = 関節包の痛み

となります。

痛みのセンサー(痛みの受容器)が刺激されて痛みが起こるのはお分かり頂いたと思いますが、ではどういった時に痛みのセンサー(痛みの受容器)が刺激されるのでしょうか?

それは・・・

痛みのセンサー(痛みの受容器)に「酸素が行かなくなる」あるいは「酸素が少なくなる」とセンサーが感知し刺激されます。

つまり「酸素が行かなくなる」ということは言い換えると、「血流が悪くなる」ということになります。

つまり、痛みのセンサー(痛みの受容器)が多く存在する「真皮・筋膜・関節包」に何らかの方法で、血流を良くし酸素を行きやすくする状況をつくるということになります。

それは、治療もそうですし運動もそうです。

したがって、運動不足はよくありません!(急性のケガの損傷以外)

有酸素運動(酸素を必要とする運動)という言葉があります。

有酸素運動の代表的なものは「ウォーキング」で、まずは歩くことから是非始めてください。

例えば、車の生活ばかりではなく、歩くことを習慣にして癖をつけていくのがいいでしょう。

当院で具体的に真皮・筋膜・関節包の治療アプローチはどういった事をするかといいますと・・・

・真皮  キネシオテーピング、スパイラルテーピング、スキンロール(皮膚つまみ)など
・筋膜  トリガーポイントほぐし、筋膜リリース、ストレッチ、鍼治療など
・関節包  AKA-IM療法(関節包内矯正)、カイロ矯正、ソフトカイロ、関節モビライゼーションなど

などになります。

参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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骨盤の歪みパターン

2018.05.28 | Category: 身体の歪み

骨盤の歪みが気になって、治療院や整体・カイロプラクティックなどに来院される方が多いと思います。

骨盤の歪みには、いろいろのパターンがあります。

骨盤のねじれ、骨盤のかたむき、骨盤の広がり、骨盤の前傾(ぜんけい)、後傾(こうけい)です(下記のイラスト参照)。

しかし、多くの方の場合、骨盤の歪むパターンがあります。

立った状態で後ろ(背中)から身体を観察した時に、「左の骨盤が上がって・右の骨盤が下がって」いることが多いです。

つまり専門的にいいますと、「左の骨盤がAS(前上方に歪み)・右の骨盤がPI(後下方に歪み)」の骨盤の歪みパターンです(下記のイラストの骨盤の部分をご覧ください)。

これは、ラテラリゼーション(一側優位性)といって、社会が「右利き」用にシステムが成り立っているためで、それに伴い、上記のような左右差が出てしまうというわけです(左利きの人も上記のイラストのような歪みになりやすい)。

したがって、骨盤の矯正は・・・

 左の骨盤が前上方に歪んでいるため「後下方」に骨盤矯正
 右の骨盤が後下方に歪んでいるため「前上方」に骨盤矯正

を行っていきます。

骨盤の矯正法は、骨盤で唯一の関節である「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」を矯正していき、刺激の強さはソフトですので、全く痛みは感じません!

また、逆子や産後の骨盤矯正に効果が高い矯正法です。

参考にして頂ければと思います。

 

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いつのまにか骨折

2018.05.27 | Category: 骨折

テレビやメディアでも取り上げられている「いつのまにか骨折」についてお話しさせて頂きます。

名前の通り「気がついたら骨が折れていた」というもので、背骨の骨折(椎体の圧迫骨折)のことをいいます。

いつのまにか骨折が起きる要因は、骨の量の度合いにもよりますが、「骨粗しょう症」をお持ちの方です。

骨粗しょう症があるかどうかは、病院(クリニック)での骨密度を測定してわかります。

しかし実際は、骨粗しょう症自体に自覚症状がないため、骨密度の測定をしていない人が、背骨の骨折を起こして初めて骨粗しょう症がみつかるということが多いです。

ちなみに当院では、今まで5名の患者様が「いつのまにか骨折」で、「荷物を持ち上げた時にぎっくり腰になった」ということで来院されました。

      骨密度の測定

骨粗しょう症は、一般的に「骨がスカスカになる病気」と聞いたことがあると思います。

骨がスカスカになりますと、荷物を持ち上げる、尻もちをつくなどちょっとしたことで背骨がつぶれてしまいます(椎体の圧迫骨折)

とくに女性の方は、60歳から骨粗しょう症になる割合が急激に増えていきます(最近では、年齢が早まっているといわれてます)。

なぜなら、骨の新陳代謝(しんちんたいしゃ)に女性ホルモンが大きくかかわっており、女性の骨の量は閉経をむかえると減りはじめ、加齢とともに減少が進みます。

したがって、女性は誰もが骨粗しょう症になる危険性を持っているのです。

骨粗しょう症によって骨がスカスカになると、自分の体重に背骨が耐え切れなくなって、気づかないうちに背骨がつぶれて「いつのまにか骨折」をしてしまうというわけです。

このような症状は、骨粗しょう症による骨折のサインの可能性があります↓

・最近、背中が曲がってきた

・背が縮んだ気がする

・腰が痛い

とくに65歳以上で上記の症状がある方は、一度整形外科での受診をすることをおすすめします。

いつのまにか骨折を予防するためには、骨粗しょう症を予防する必要があります。

・カルシウムを多く含む食事の摂取

・適度な運動

・骨粗しょう症での薬の治療

の3つが中心となります。

しっかりと予防をしていきましょう!

参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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