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2020 1月の記事一覧

痛み

2020.01.30 | Category: 痛み

世の中、「痛み」でお困りの方はとても多くおります。

なぜなら、痛みは私たちとって不快な感覚で、日常の生活に悪影響が及んでしまうからです。例外に、痛みが快感という人もおられますが・・・(笑)

私たちが感じる痛みは、何らかの要因によって痛みを感じるセンサーが電気信号に変わり、痛い部分から脊髄を伝わって脳まで行き、脳で認識して「痛い!」と感じます。

痛みは、「警告の信号」というように身体にアラームのように知らせてくれて、危険から察知してくれているのです。

痛みは感覚だけではなく、痛みがあると感情の動きが働き、「痛みがあるからこの動作をやめよう」、「この痛みどのくらい続くのか」、「痛いから怖い・不安」などといった情動的な面もあり、この情動が脳にしみついて認識(認知)されます。

しかし、私たちの身体には、痛みを感じたら「痛みを抑えてくれるシステム」があり、このシステムがあることで痛みを抑えてくれています。

これらが簡単な痛みのメカニズム(仕組み)でありますが、痛みというのはとても複雑で、研究でまだはっきりとわかっていないことも多くあります。

痛みは、大きく急性痛(急性の痛み)と慢性痛(慢性の痛み)の2つに分かれます。

急性痛は、痛みを起こして間もない痛みのことで、最初に説明した痛みのメカニズムのように「警告の信号」による痛みで、痛みセンサーが刺激されて起こるものがほとんどです(侵害受容性疼痛)。

急性痛の場合、施術でよくなることが多く、さほど問題にはならないのですが、一般的に長くても3ヶ月以内に痛みが取れることがほとんどです。

慢性痛は、3ヶ月以上続いている、または反復している痛みのことで、急性痛の延長で起きるケースもありますが、急性痛の延長でなく起こすことも多くあります。

慢性痛のメカニズムは、まだ不明の点もありますが、急性痛と同様のメカニズムから、またはそれ以外で「脳や神経の誤作動」によって起きることがことがわかっています。

脳や神経の誤作動というのは、「末梢の神経機能の変化」、「脳・脊髄の電気信号の異常」、「痛みを抑えるシステムの働きの低下」などが考えられています。

慢性痛の場合、患者様の痛みに対する感情のマイナスイメージが強くあらわていることが多くあり、施術だけではなく、痛みに対しての理解、痛みに対しての日常生活動作の獲得、適度な運動などが重要となります。

ここで誤解してほしくないのは、経過は長くなってしまうこともありますが、慢性痛だからといって痛みが取れないということではありません!

また、慢性痛だと思っていても、実は急性痛のこともあり、原因は脳や神経の電気信号の異常ではなく、筋膜や関節に痛みが原因があることも多くあります。

慢性痛症候群という専門用語がありますが、その場合は焦らずにゆっくり施術をすることが大事で、焦ってせっかちになってしまうとドクターショッピングになる可能性があり、痛みが取れずに痛みだけの施術を繰り返していると、経済的にも負担がくることが予想されます。

慢性痛症候群は、焦ってもいいことはありませんので、まずは冷静になって自分をみつめ直し、自分の痛みに対して向き合ってください。

痛みは複雑でそう簡単にうまくいかないこともありますが、慢性痛症候群の施術は、そこから始まります。

まずは、お気軽にご相談ください!

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2020.01.18 | Category: 当院からのご案内

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