AKA-IM(Arthrokinematic Adjustment – Ishii Method)療法とは関節運動学、解剖学に基づき、関節の遊び、関節面の滑り、回転、回旋などの関節包内運動の異常を手で施術し、また関節包のストレッチをする方法です。
腰痛、坐骨神経痛、腰背部痛等の原因となっている仙腸関節の機能障害を取り除くことを目的としています。(いわゆる骨盤調整になります)
関節を『ポキッ』と 鳴らす施術ではありませんので、安心して受けられます。この施術は非常に難しく、熟練の技術が必要で行える先生が少ないのが現状です。
このAKA-IM療法は、整形外科的手技療法のAKA-博田法(関節運動学的アプローチ)を参考に当院の院長が開発したオリジナルの手技療法になります。
施術部位は腰を中心とした背骨の近くが一般的です。中でも最も重要なのは、腰骨の下にある仙骨と骨盤との関節です。ここを、仙腸関節(せんちょうかんせつ)といいます。
この仙腸関節を手で軽く動かすのがAKA-IM療法(関節包内調整)の代表的な方法(部位)です。
※上図の赤丸の位置にあるのが仙腸関節です。 左右に一つずつあります。
※その他の関節も施術することがございます。(例:椎間関節・肋椎関節・胸鎖関節など)
実際に動く範囲は1~2mmといわれており、ほんのわずかな動きを手で感じ施術をしていきます。
ごくわずかな動きですので、患者様は痛みを感じないのが普通で、ただ触っているだけだった、とおっしゃる患者様もいるくらいです。
しかし、この手技はかなりの集中力と熟練を要し、誰でもできるというものではありません。自ずと1日に施術できる患者様の数も限られてくるのが現状です。
こうした、仙腸関節を中心とした関節の機能障害を徒手的(手を使って)に施術する方法がAKA-IM療法(関節包内調整)なのです。
AKA-IM療法(関節包内調整)は関節が原因で起こる痛みを取り除き、関節の運動障害を改善します。
したがって、AKA-IM療法(関節包内調整)の施術対象は関節機能障害が原因の痛み、しびれ及び関節の動きが悪い(可動域制限)場合となります。
仙腸関節(骨盤調整) | 3,000~5,000円(税込)※学生さん割引あり |
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※仙腸関節と併せて背骨の関節などを施術することもございます。
※平日・土曜日(日曜は除く)の自費施術のみでご希望の方は予約優先で施術ができます。
※自費施術の場合、初診料が別途1,000円かかります。
全く痛くはありません!
軽く骨盤を押すだけなので痛みは感じません。
ボリボリ!ゴキゴキ!などの音はありませんので、ご安心ください。
腰痛の方から出産後の骨盤調整など様々な人が利用しています。
仙腸関節の機能障害は、いろんなところに痛みを出す可能性があるので徒手検査にて問題があると判断した場合はAKA-IM療法(関節包内調整)をご提案させていただきます。
症状にもよりますが、施術回数は早い方で1~2回程度、長い方で5~6回程度になります。
また定期的に予防を行うことも可能です。施術間隔は原則として月1回がよいのですが、急性などの痛みが強い場合は、最短でも初回の施術から2週間後になります。仙腸関節の動きの状態にもよるのですが、平均して2週間~1ヶ月になります。