東洋医学的な治療で痛みの軽減、体質改善を目指す!
最新の科学的根拠にのっとった鍼灸施術!
鍼施術は、細い針を体のツボに刺入し、様々な体の反応を引き出して自然治癒力を上げる治療になります。
「針を体に刺す」というのは、受ける側の人にすれば恐怖や不安があるイメージが強いと思いますが、実際には0.2㎜程度の太さの細い鍼を使用しますので痛みは感じにくく、なおかつディスポーザブルといわれる使い捨ての鍼を使用していますので感染の心配もありません。また、鍼はステンレス製のもので、体に刺入された鍼が折れるという心配もありません。
灸施術は、温灸(おんきゅう)、もぐさといわれるものを使用し、鍼施術同様に様々な体の反応を引き出して自然治癒力を上げる施術になります。お灸は熱い刺激ではなく、温かい刺激で火傷(やけど)をしないように与えていきます。
※ 現在当院では、灸施術は「逆子の灸」のみとなります。
鍼を刺した時に、ズーンと響く感じや重たい感じなどが出てきます。
これは、外から異物が入ってきたのを知らせてくれるセンサー(ポリモーダル受容器)がキャッチをして、神経を介して脳に伝えられる感覚になります。
鍼施術で痛みを抑える仕組みは、脳で痛みを抑えるホルモンが分泌され、さらに痛みを抑える脳の機能を引き出して、痛みを抑えるように働くとされています。
当院での痛みの鍼施術は、体にあるツボ、または鍼に電気を流すような方法で行っていきます。
自律神経には、活動している時に働く交感神経(こうかんしんけい)と、落ちついている時に働く副交感神経(ふくこうかんしんけい)の2つあります。この2つの神経はシーソーのように働き、それがシーソーのバランスが良く保たれている状態がいわゆる“健康的な状態”となります。
ところが、心理的ストレスや社会的ストレスなどによって、この2つの神経のシーソーのバランスが乱れてしまい、自律神経失調(じりつしんけいしっちょう)の状態となり、様々な症状が出てきます。これが自律神経失調症です。
鍼施術は、血流を改善させることによって、自律神経のバランスを整えるのに非常に効果が高い方法で、また自律神経だけでなく、自律神経を介して免疫力のアップ効果も期待できます。当院での自律神経失調症の鍼施術は、患者様の状態を顔色や脈などをみて確認し、必要な体のツボに鍼を行っていきます。
しみ、しわ、クマ、ほうれい線といったお肌の悩みがある女性は多いと思います。
お肌には新陳代謝、お肌の生まれ変わりのことを「ターンオーバー」といいますが、ターンオーバーにはサイクルがあり、約28日といわれております。このサイクルが正常であれば肌が若く保つことができるのですが、ターンオーバーには個人差があり、ストレスや生活習慣の乱れなどによって変化してきます。
一般的には加齢とともにサイクルが長くなるといわれています。美容鍼は、細くて短い鍼を顔に鍼を刺すことによって、顔のお肌の血流を良くし新陳代謝を高め、ターンオーバーの乱れの改善を目指していきます。
顔に鍼を刺すというのは抵抗がある人が多いと思いますが、鍼の痛みはそんなに感じません。お肌のリフトアップ効果があり、とくにたるみが気になる人にはおすすめです。
古くから東洋医学で「逆子の灸」というものがあり、伝統的なお灸の施術があります。足先の近くにある至陰(しいん)と三陰交(さんいんこう)と呼ばれるツボにお灸をする方法になります。
逆子になるのは、母体の骨盤内の冷え、胎児自体の活発な動きなどといわれていますが、はっきりとした原因は現在のところわかっておりません。
逆子の灸での逆子の改善率は89.9%となっており、妊娠28週が90%、妊娠32週が80%、妊娠36週以降が50%程度となり、胎児が大きければ大きいほど改善率が低くなっています。
したがって、産婦人科で逆子と言われましたら、できるだけ早く逆子の灸をした方が良いということがいえます。
当院での逆子の灸は、三陰交に温めながら鍼を行い、至陰にお灸を3壮ほど行っていきます。
※上記以外の症状にも鍼灸施術は適応になります!
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