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スポーツでのリコンディショニング

2024.08.24 | Category: スポーツでのケガ,バレーボール

スポーツで競技ができないほどのケガ・故障をされた場合、プレー復帰までにリコンディ二ングというものを行います。

【ケガと故障の意味】

・ケガ ⇒ 一度の外力で負傷するもの(例.骨折、捻挫、打撲など)

・故障 ⇒ 繰り返しの負荷の蓄積で負傷するもの(例.疲労骨折、膝オスグ ッド、ジャンパー膝など)

スポーツ医学検定公式テキスト1級より引用

リコンディショニングは、主に病院(リハビリ施設)、整(接)骨院、鍼灸院、整体院、スポーツ現場などで行うことが多いです。

リコンディショニングとは、ケガ・故障をした際に(コンディション不良)低下した身体の機能や体力、運動能力、体調を望ましい状態に戻すための働きかけ(方法)のことをいいます。

例えば、1ヶ月プレーできないほどのケガ・故障をして、リコンディショニングを行わずに痛みがなくなって1ヶ月後にプレー復帰した場合、どういったことが起こると思いますか❓

当然、ケガ・故障をする前よりも体力の低下が起こっているので、再発したり、他の部位を故障する可能性が出てきます。そうならないために、リコンディショニングをする必要があるのです。

簡単にいいますと「リコンディショニング = コンディションを戻していく」ということになります。

ちなみに以前は、リコンディショニングのことをアスレティックリハビリテーション(アスリハ)といっていましたが、リハビリテーションという言葉は医師と理学療法士の資格を保持している人にしか法律上使えませんので、他の医療資格のことを考慮して共通用語としてリコンディショニングというようにJSPO(日本スポーツ協会)が定めました。

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リコンディショニングで用いる代表的な手法

リコンディショニングで用いる手法は様々な方法がありますが、その中でも代表的な手法をご紹介させて頂きます。

  • エクササイズ(関節可動域訓練、ストレッチ、PNF、筋トレなど)
  • テーピング(ホワイトテーピング、キネシオテーピングなど)
  • 足インソール
  • ブレース(サポーターなど)
  • 物理的療法(アイシング、温熱、電気、体外衝撃波、超音波など)
  • 徒手的アプローチ(マッサージ、鍼療法、カイロプラクティック、筋膜リリースなど)

これが全てではありませんが、これらをどのように使用していくかは、ケガ・故障の重症度、タイミングによって変わってきます。

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リコンディショニングの最初の一歩

リコンディショニングのはじめは、ケガ・故障の状態がどの程度か?すなわち、重症度を把握する必要があります。

ケガ・故障の状態の重症度の指標は、スポーツ競技時の痛み・患部の組織の状態を評価するのが一般的になります。

  • 軽 度(Phase 1) ⇒ 運動時や運動後に痛みが出るが、日常生活では感じない程 度、ウォーミングアップで痛みが軽減する。
  • 中等度(Phase 2) ⇒ 運動中・運動後だけでなく、日常生活でも痛みを感じる。患部の熱感や圧痛が顕著となる。
  • 重 度(Phase 3) ⇒ 安静にしていても痛みが続く、または常時痛みがある。痛みのために普段通りの運動ができず、パフォーマンスが著しく低下する。腫れや内出血(血腫)がみられる場合もある。
  • 最重度(Phase 4) ⇒ 身体の組織の部分断裂や完全断裂を起こし、運動が困難になる。骨折が進行し、骨に動きやズレが生じることもある。完全断裂の場合は手術が必要になることもある。

一般的に故障の場合、軽度 ⇒ 中等度 ⇒ 重度 ⇒ 最重度の順に進行していきます。

軽度だからといって放置してプレーを続けていると、中等度・重度に移行することもあるので注意が必要となります。もし困ったら専門の先生にご相談ください。

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ケガ・故障をした場合のリコンディショニングの順序

ケガ・故障の種類にもよりますが、具体例として1ヶ月間プレーできないほどのケガ・故障をしたと、その時の簡単なリコンディショニングを紹介します。

まず負傷~約2週間ぐらいは、物理的療法や徒手的アプローチで痛みの軽減するような施術を行います。

約2週間経過しましたら、施術をしながら軽めの負荷でエクササイズを入れていきます。

約2~4週間ぐらいは、施術をしながら徐々に負荷の強度を高めていきます。

そして、1ヶ月後はすぐにプレー復帰というわけにはいかず、練習や試合に参加できるぐらいの体力を戻してからプレー復帰をさせていくのが一般的です(身体の状態やチーム状況によっては色々早めたりすることもあります)。

しかし、これらは大学生、社会人、プロでのリコンディショニングが一般的です。

私は現在、羽村市のvolare北多摩バレーボールチームという小中学生男子バレーボールのアスレティックトレーナーをしておりますが、スポーツ現場では時間的問題などで現実的にこのようなリコンディショニングを行うことは難しくなります。

小中高生のスポーツの場合、成人のようなリコンディショニングを現場で行うことは難しく、実際は医療機関に通院して行なっていることがほとんどで、さらに練習や試合をできるぐらいの体力を戻さずにすぐにプレー復帰をしてしまうことが多いのも事実です。

そうなってしまうと、冒頭にも書いたように再発したり、他の部位を故障してしまう可能性があります。

すなわち、小中高生の成長期のスポーツでは、工夫してリコンディショニングをする必要があります。例えば、「練習時に〇〇動作のプレーは控えるように」、「この練習はまだやらないように」、「練習試合は3セットまでとしてください」、「練習時にこのエクササイズをやってください」、「セルフケアをしてください」など、監督や保護者、そして本人に説明しながら実施して、リコンディショニングを工夫していきます。

うまくいくこともありますが、なかなかうまくいかないこともあります・・・💦

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最後に

やはりケアが大事となるのですが、スポーツ現場に常にアスレティックトレーナーの方がいるとは限りません。

したがって、整(接)骨院などに通院をして、練習が休みの時にケアしていくというのが一般的でしょう。

当院でも行っておりますので、身体をしっかりケアしていきましょう。


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